キラキラ系介護士

「キラキラ系介護士」とは?わかりやすく解説します

投稿日:2019年3月16日 更新日:

 

人間の性格が十人十色あるように、介護職員の性格も考え方も十人十色あります。

中には裏の顔を持つ介護職員も存在することを過去記事で書きました。

裏の顔を持つ介護職員について

 

今回は介護業界に存在する「キラキラ系介護士」と言われる人について記事を書きたいと思います。

 

 

 

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キラキラ系介護士とは

 

 

「キラキラ」という印象は輝いていて初々しくて神々しい感じがします。

しかし、「キラキラネーム」という言葉が、一般常識から著しく外れているとされる珍しい名前を指すことから、「キラキラ」という言葉はあまり良くない印象の時に用います。

では「キラキラ職員」とは具体的にどういう人の事を言うのでしょうか。

  • 正義感や倫理観を前面に押し出した綺麗ごとを言う
  • 自己犠牲こそが正義だと信じてやまない
  • 「やりがい」だけで生きていけると信じてやまない
  • 自分の福祉観こそが他者を幸せにすると信じてやまない
  • 正義感や倫理、福祉観を他人に押し付ける
  • そういう輝いているであろう自分が大好き

という的外れな輝きを放っている人のことを指します。

一見、素敵な存在に見えるのですが、「周りが見えていない」という究極の欠点があります。

猪突猛進、唯我独尊、唯一無二な存在だからこそ、

  • 他人の忠告や指摘が目に入らず耳に届かない
  • 「自分は間違っていない」という強い信念を持っている
  • 何とも言い難い信じられないような迷惑を掛けまくる

そんな働き方をしているのが「キラキラ系介護士」なのです。

つまり、「脳内がお花畑」という言葉に集約される職員のことを指します。

 

 

 

キラキラ系介護士が言いそうなこと

 

 

キラキラ系介護士は

  • 良いことを言っている
  • 良いことをやっている
  • キラキラ輝いている

そんな自分が大好きです。

「ナルシスト」に似た「自己陶酔」を感じます。

 

そんなキラキラ職員が言いそうなセリフは

「介護職員としてプロ意識を持て」

「介護の仕事はお金じゃない」

「利用者の笑顔が最高の報酬だ」

「介護の仕事はやりがいのある仕事だ」

などになります。

一見、良いことを言っているのですが、そんなことは大体のスタッフは一通り理解した上で次のことを考えています。

利用者に接する時に、お金のことを考えている職員なんてまずいないでしょうし

「笑顔を引き出せたら最高」

「良いサービスを提供したい」

ということは誰しも思っていることなのです。

それをわざわざ自分を輝かせたいがために何度も口に出したり、自分の意見を周りに押し付けようとするから

「くどい」

「脳内お花畑」

「迷惑」

「図々しい」

「鬱陶しい」

「五月蝿い」

などと他の現場スタッフから揶揄されてしまうのです。

 

 

 

キラキラ系介護士からの被害

 

 

キラキラしていて自己陶酔に浸り、綺麗ごとを言っている程度ならまだ周りへの被害も少なくて済みますが、キラキラ系介護士からの多大なる実害も発生します。

何故なら、キラキラ系介護士は「自分の理想や思い描いている桃源郷を周りにも押し付ける」からです。

その結果、職員全体の業務負担が増えたり、更なる自己犠牲を払う必要が出てくるために「もうイヤ」「ついていけない」「一緒に仕事をしたくない」「介護士を辞めたい」と思ってしまう職員が続出しているのが現状です。

理想を高く掲げ、自分の「こうあるべきだ」という意見を周りに押し付けるために、他職員は疲弊していき、結局は満足なケアが提供できません。

そして、満足なケアが提供できない責任さえも「皆が自分の言う通りにしないからだ」「自分は間違っていない」と言って周りに押し付けます。

当のキラキラ系本人は「余程すごい介護モンスター」なんだろうかと思われがちですが、結局は自分は自分にしたい業務(レクや傾聴など)しかしないため、他の重労働の業務(入浴や排泄介助等)は他職員が行うことになります。

人員不足の原因の上位にある「人間関係」を崩し「過度な業務負担」を発生させているにも「キラキラ系介護士」だと言えます。

 

 

 

キラキラ系介護士の心理状態

 

 

キラキラ系介護士は、一体どういう心理状態なのでしょうか。

 

心理状態①「業界の方針に感化されている」

「介護モンスター」と揶揄されるキラキラ系介護士ですが、実は介護業界の方針そのものを地でいっているのも事実です。

つまり、「介護職員の人権や権利をおざなりにして自己犠牲を払わせてでも利用者の人権や権利を守り幸せを追求しなさい」というものです。

業界の方針と一致するキラキラ系介護士は、業界や事業所から見れば「良い職員」「模範的職員」に見えてしまうのも悲しい現実です。

キラキラ系介護士は「業界の方針に毒されている」と言えます。

そういう方針が、今の人材不足を招いているという現実を直視する必要があります。

 

心理状態②「メサイアコンプレックス」

「メサイアコンプレックス」という言葉をご存知でしょうか?

メサイアコンプレックス(英: Messiah complex)とは、キリストコンプレックスまたはメシアコンプレックス、救世主妄想とも呼ばれる、個人が救済者になることを運命づけられているという信念を抱く心の状態を示す言葉である 。

メサイアというのは、一般的な日本語ではメシア(救世主)と言われるもののことである。この心理が形成されるのは、自分は不幸であるという感情を抑圧していたため、その反動として自分は幸せであるという強迫的な思いこみが発生するとされる。

さらにこの状況が深まると、自分自身が人を助ける事で自分は幸せだ(自分には価値がある)と思い込もうとする。

このような論理になるのは、幸せな人は不幸な人を助けて当然という考えを自らに課す事で「自分は幸せである、なぜなら人を助けるような立場にいるから」と考えられるからである。

本来は人を援助するその源として、まず自らが充足した状況になることが必要であるが、この考えは原因と結果を逆転させている。

そうした動機による行動は自己満足であり、相手に対して必ずしも良い印象を与えない。また相手がその援助に対し色々と言うと不機嫌になる事もある。しかもその結果が必ずしも思い通りにならなかった場合、異常にそれにこだわったり逆に簡単に諦めてしまう事も特徴的である。

【引用元】ウィキペディア「メサイアコンプレックス

簡単に要点をまとめると、

  • 救世主妄想である
  • 誇大妄想を持つ人に多い
  • 自分の不幸を抑圧することの反動で「自分は幸せなんだ」という強迫観念が発生する
  • 「自分は人を助けるような人間なんだ」という自己満足を得たい心理状態
  • 相手に対しても良い印象を与えない
  • 自分の援助に不満を言われると不機嫌になる

という人のことを指します。

メサイアコンプレックスについて知ると「キラキラ系介護士の心理状態にシックリくる」ことがわかります。

そして、介護業界全体で「メサイアコンプレックス」なのではないでしょうか。

今までの救世主妄想の方針や押し付け介護は、周りの職員だけでなく利用者さえ不幸にさせてしまうということには留意しておく必要があります。

 

 

 

キラキラ系介護士の今後

 

 

最近はキラキラ系と言われる人をあまり見掛けなくなってきましたが、少なからず存在するのも事実です。

やはり、業界でキラキラした教育や研修を受けてから現場に立つ「新人職員」にはキラキラ系介護士が多く存在しますが、大体は実際の現場で働いてみると

「机上の空論では上手くいかない」

「キラキラしているだけでは業務が回らない」

ということに気づくことになります。

それでも現実に気づかず、周りを見れていない「長年勤務しているのにキラキラ系」でいる職員が一番の問題です。

何故なら「キラキラ系職員は思考停止の第一人者」と言い換えることができるからです。

「向上心が大切」

「利用者に寄り添うことが大切」

そんなことはわかった上で

「じゃあ、現状を理解した上でどうすればいいのか」

ということを考えるのが本当のプロです。

 

キラキラ系介護士はそういった問題に対して思考停止状態となり、現状を無視して

「自分や周りの職員の自己犠牲でなんとかする」

「知識と教養を振りかざしなんとかする」

という方法で自己満足を得て自分を美化し自己陶酔を行ってきました。

ひと昔前ならそれでもなんとか乗り越えられたのかもしれませんが、今となっては

  • 介護職員の権利も確保しようという動きが出てきた
  • 介護職員の処遇を改善しようという動きが出てきた

などの社会情勢の変化とともに「介護職員の在り方」も明らかに変化していっています。

 

つまり、未だに

「介護職員=自己犠牲の仕事」

と思っているキラキラ系は時代錯誤の古い考え方を持った存在なのです。

しかし残念ながら、世間にはまだそのことが浸透しておらず

「キラキラしていない人=ダメな職員」

「キラキラしている人=良い職員」

という誤解をされている人も少なからずいらっしゃるようです。

 

何故誤解だと言えるのかと言うと、キラキラ系介護士は「現状の問題点を把握していない」「現状で満足する思考停止状態」「自己犠牲をすることで自己満足をする自己陶酔系ナルシスト」なのです。

キラキラ系介護士は表面上は良く見えるでしょうが「優しくて良い職員と言われるであろう自分が大好きな自己中心的な存在に過ぎない」のです。

ですから、まずは現場や事業所単位で「キラキラ系介護士」の実情を知り、その存在の弊害を世間一般の人達にも知ってもらい理解を得ていくことが必要だと思っています。

利用者や家族や世間一般から見れば「キラキラ系介護士」の方が良い職員に見えてしまうのも事実ですが、本当のプロは「現状で出来ることと出来ないことを判断し、それを発信し周りに理解を得ていくことができる人」ではないでしょうか。

 

もちろん、人員不足等の問題が解決すれば「キラキラした思考で出来ることも増えていく」ことでしょう。

しかし、「現実を直視できていないキラキラ系介護士は、今後は排除されていく必要がある存在」であると考えます。

今後、そうなっていかなければ人員不足も解決しませんし、現場がより良くなっていかないのです。

介護現場を知らない人には「キラキラ系介護士が良い職員」に見えてしまう謎

 

 

 

最後に

 

今回は「キラキラ系介護士」について記事を書きました。

この記事は「ネガティブキャンペーンを行って介護業界のイメージ低下」を狙って書いているわけではありません。

真実や現実や実情を嘘偽りなく伝えることで介護業界全体をより良くしていきたいと思っています。

「キラキラ系介護士」が減れば、介護業界は益々より良くなっていくでしょう。

利用者はもちろん、福祉業界に従事する職員全てが心穏やかで安全・安心な日々を送れますように心より念願しております。

 

【キラキラ系介護士】介護現場における「理想主義者」と「現実主義者」の特徴を解説します

 

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