介護の都市伝説

介護職員を長く続けていると身長が縮む?

投稿日:2019年3月15日 更新日:

 

薄々感じていたことなのですが、今回は「介護職員を長く続けていると身長が縮むのではないか?」ということについて記事にしようと思います。

というのも、毎年2回健康診断を受診しているのですが、身長を測定するたびに「あれ?また少し縮んだ?」と思うことが続いたからです。

 

 

 

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加齢とともに身長は縮む

 

一般的に言われているのは「年を取ると背が縮む」ということです。

加齢での身長の縮みの原因は

・体内水分量の減少で椎間板の水分も減少し縮む

・骨粗鬆(しょう)症による背骨の圧迫骨折や背骨の変形で縮む

・筋肉が衰えて身体のバランスが崩れることで縮む

・姿勢が悪いと身体のバランスも崩れて縮む

ということがあります。

しかしこれらの原因は「介護職員を長く続けていること」ということには直接関係がありません。

他に身長が縮む原因はあるのでしょうか。

 

 

 

重いものを持ち続けると身長が縮む

 

介護職員は業務内容のひとつとして「利用者の移乗や移動や排泄介助」を行います。

利用者の足が地面についており、多少なりとも踏ん張りがきく状態なら重さはあまり感じませんが、足の踏ん張りが一切ない「宙ぶらりん」な利用者も多数います。

利用者の体重にもよりますが、軽い利用者でも40kg前後、重い利用者なら70~80kg前後の利用者を空中に持ち上げて移乗しなければなりません。

移乗だけなら数秒のことですが、排泄介助でトイレに座って貰おうとすると、

①数十秒空中に抱えた状態でもう1人の職員が後ろから下衣類を降ろす

②排泄終了後に再度空中に数十秒抱え、もう1人の職員が下衣類を上げる

という流れになります。

ちなみに、下衣類を上げる時の方が長い時間空中に抱えていなければなりません。

何故なら、

・ズレないようにパットを当てパンツを上げる

・ズボン下(いわゆるパッチとかモモヒキ)を上げる

・シャツの下の部分がズボン(又はパッチ)の下に入るようにする

・ズボンを上げる

・衣服を整える

という一連の介助をしている間、利用者を空中で抱えておく必要があるからです。

抱える側の職員の肉体的な負担は相当大きいものがあります。

この介助を1日に何回も行うことで腕や腰や身体のアチコチが悲鳴をあげていきます。

宙ぶらりんな利用者は寝た状態でオムツを替える方法で良いと思うのですが「トイレで排泄をすることこそ素晴らしい」「自立支援に向けたオムツゼロ運動を推奨」というセンスの欠片もない国の方針があり、またそれに賛同している業界や事業所やキラキラ系職員が存在します。

職員が悲鳴をあげるだけでなく、利用者にとっても

・長時間抱えられていると肩関節を脱臼する

・何度も抱えられる精神的肉体的苦痛

というリスクや人権無視行為があるのではないでしょうか。

また、長時間前かがみの姿勢をする必要がある農業などの職業では「猫背が強くなり曲がったまま矯正できなくなり身長が縮んでしまう」ということがあるあるようですが、重い物を持ち続ける職業(介護職員や配送業など)ではその重さから開放される時間も存在する為、身長が縮む医学的根拠は見つけられませんでした。

ということは、「介護職員を長く続けているから身長が縮むとは言い切れない」ということになります。

 

 

 

腰痛との関係

「介護職員だから身長が縮むことはない」ということはわかりましたが、腰痛との関係はどうでしょうか。

介護職員の職業病の第1位は腰痛です。

腰痛と言っても色々あって保存的治療で安静にしていれば回復するものもあれば

・椎間板ヘルニア

・脊柱管狭窄症

などの医学的治療を要するものがあります。

腰が痛くて前かがみの姿勢になったり猫背になることで「身長が低く見えてしまう」ということになります。

その状態が長く続くと

・身体のバランスが崩れ縮む

・猫背が強くなり矯正できなくなり縮む

という可能性があります。

早期に適切な治療をすれば特に問題はないようですが、「そもそも手術まで必要な腰痛になってしまったら身長どころではない」というのが本音です。

自分の身体は自分で守っていくことが重要です。

 

 

 

最後に

 

今回は「介護職員を長く続けていると身長が縮むのではないか?」という疑問について記事を書きました。

「朝の方が身長が高く、夜になると低くなる」というのは誰もがよく知る常識です。

横になっていたり睡眠中は椎間板に掛かる重力が少なくなるので、椎間板の厚みが回復します。

日中活動をしているとその椎間板が重力によって圧し潰されて身長が低くなるのです。

そのサイクルを繰り返しているので「1日の間で身長に1㎝程度の誤差が発生するのは普通にあり得ること」になります。

問題は「オムツゼロ運動」のような現場丸投げの滅茶苦茶な方針に踊らされて

・腰痛を発症

・介護職員生命の終焉

・後遺症に苦しむ人生

を選択しないことの方が余程大切だということがわかりました。

結論としては「介護職員を長く続けていても身長が縮むことはないが、腰痛等で身体のバランスを崩すと身長が縮む可能性があるので身体のバランスを崩さない働き方をしましょう」ということになります。

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