キラキラ系介護士

介護現場を知らない人には「キラキラ系介護士が良い職員」に見えてしまう謎

更新日:

 

「キラキラ系介護士」とはなんなのか、どういう介護士のことを指すのかは、以前の記事で書きました。

「キラキラ系介護士」とは?わかりやすく解説します

同僚や後輩や部下にとっては敬遠をされがちな存在となるのですが、その反面、上司や業界の人達にとっては歓迎される対極的な存在です。

そして残念なことに、介護現場を知らない世間一般の人達にも「キラキラ系介護士は良い職員」に見えてしまうという事実があります。

何故、「実際の現場で働いている職員が持つ印象」と「実際の現場を知らない人が持つ印象」に乖離ができてしまうのでしょうか。

今回は「実際の介護現場を知らない人にはキラキラ系介護士が良い職員に見えてしまう謎」について記事を書きたいと思います。

 

 

 

 

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介護現場を知らない人には「キラキラ系介護士」が良く見える理由

 

 

 

一般の人や利用者の家族などにとっては、キラキラ系介護士が良い職員に見えるようです。

その理由を考えていきたいと思います。

 

理由①「キラキラしながら働く人は素晴らしいという思い込み」

「キラキラ」とは「輝き」を表す言葉です。

介護現場の内情や実情を知らない人から見れば「見た目」や「印象」だけが全てです。

死んだ魚のような目をしながら働く介護士よりも、キラキラと輝いて見える介護士に良い印象を持ってしまうのは当然のことなのかもしれません。

そして「キラキラ系介護士」もそう思われたいと思っているのですから本願成就となります。

 

理由②「リーダーシップがあるように見える」

キラキラ系介護士は自分ではやりもしないし出来もしないことを平気で言います。

実際にやるのは下の人間だったり周りの職員になるわけですが、一見するとそれが「リーダーシップがある」ように見えます。

介護現場を知らない人が見れば、リーダーシップが取れる職員が良い職員に見えてしまうのは当然です。

しかしキラキラ系のリーダーシップは周りの職員の犠牲の上に成り立っているのです。

介護現場に求められる「リーダーに必要な資質」は〇〇の人

 

理由③「利用者本位に見える」

実際、介護現場の方針として「利用者本位であるべき」と言われているわけですが、理想と現実があるので何かを成し遂げようとすると何かを犠牲にしなければなりません。

本気で利用者本位な業務をしてしまうと、他の必要な業務に支障が出かねません。

実際の介護現場では、利用者は好きな時間に寝て好きな時間に起きるということは難しいですし、食事も好きな時間に好きなメニューを注文することも困難です。

人員不足もあるために、一人の利用者に付きっきりの介護も出来ません。

現実ではできないことだらけなのですが、キラキラ系介護士は「利用者本位」の名のもとに率先してそれらを実行しようとします。

一見、素晴らしい職員に見えますが、他の業務のしわ寄せが周りの職員にきてしまいます。

キラキラ系介護士が一人の利用者に「寄り添い」「傾聴」をしている間に、他の職員が掃除、洗濯、シーツ交換、オムツ交換、入浴介助など、業務を回すために必要なことをしています。

表面上の利用者本位のために、周りの職員の業務負担が増加しているのです。

「介護されたくない」と言う利用者に「何もケアをしない」という選択肢はあり得るのか?

 

理由④「ポジティブ思考の方が印象が良い」

キラキラ系介護士は基本的にポジティブシンキングです。

多くの人が「ネガティブよりポジティブの方が良い」と感じることでしょう。

しかし、キラキラ系は明らかに短絡的ですし軽率な綺麗ごとばかりです。

また、介護現場ではメリットばかりでなくデメリットの説明も行い理解を得ていく必要がありますが、メリットしか言わないキラキラ系は耳触りは良いものの現実的ではありません。

理想が高く見えますが、その正体は「理想が高い自分が大好き」というナルシストでしかないのです。

利用者のためではなく自分のために自己陶酔をしているのです。

 

理由⑤「肩書きがある」

業界全体で「やりがい搾取しやすいキラキラ系」を推奨する風潮があるので、キラキラ系介護士は上司にも気に入られやすく昇格しやすいと言えます。

そうすると「介護リーダー」や「介護主任」などに出世しやすくなり肩書きを持つことになります。

介護現場を知らない人から見れば「キラキラしていて肩書きのある介護職員は良い職員」に見えてしまうのは当然と言えます。

肩書きがあるということは、「事業所から能力や経験や実力が認められている」と言えるので尚更です。

しかし、キラキラ系介護士の下で働く職員はつらい日々を過ごしていることは、現場の実情を知っていれば容易く想像がつきます。

介護業界で出世したかったら「綺麗ごと」を言い続けよう

 

 

 

最後に

 

今回は、介護現場を知らない人には「キラキラ系介護士」が良い職員に見えてしまう理由について記事を書きました。

キラキラ系介護士のように理想を追い求めること全てを否定するわけではありませんが、一切現実が見えていないからこそ「キラキラ系」と揶揄されているのです。

「介護の仕事はお金じゃない」「利用者の笑顔が最高の対価」などということを言っている人は、介護現場の処遇や環境の改善に悪影響を及ぼします。

利用者に笑顔でいて欲しいですし、幸せに暮らして頂きたいのは介護職員なら誰しも思っていることです。

それを「お金」や「対価」に勝手に結び付けてしまうから「図々しい脳内お花畑」と言われてしまうのではないでしょうか。

あなたが「良い職員」だと思っているのは、ひょっとしたら「キラキラ系介護士」と呼ばれている存在なのかもしれません。

 

【キラキラ系介護士】介護現場における「理想主義者」と「現実主義者」の特徴を解説します

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