介護事件

熊本県合志市の有料老人ホームで男性入所者が職員を刺した事件について

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先日、熊本県合志市の有料老人ホームで男性入所者が女性職員の背中を包丁で刺し怪我を負わせたとして、殺人未遂容疑で現行犯逮捕されたというニュースが流れてきました。

このニュースを見た時の第一印象は、

「また介護事件が発生したか」

「入所者から介護職員に対しての加害行為の事件がまたひとつ明るみになったな」

「これでもまだまだ氷山の一角に過ぎない」

という気持ちでした。

今回のこの事件と私の第一印象を持って思い出されるのは、群馬県高崎市の老人介護施設で発生した「女性介護職員が男性入所者にハサミで左胸を刺された」という介護事件です。

当ブログの過去記事でも触れていますのでご参照下さい。

「介護職員、入所者に刺される」犯罪行為を許してはいけない

当初は、今回の熊本県の事件と過去にあった群馬県の事件はよく似ているように感じていたのですが、今回の熊本県のニュース報道をよく読んでみると印象が全く変わりました。

ちなみに、ニュース報道は以下になります。

合志市の有料老人ホームで入所者の男が職員を刺す

29日昼ごろ、合志市の有料老人ホームで、職員の女性を包丁で刺しケガをさせたとして86歳の入居者の男が殺人未遂の疑いで逮捕されました。

刺された女性はケガをしましたが、命に別状はありません。

【引用元】RKK(熊本放送)

命に別状がなくて本当に良かったです。

今回は、熊本県で発生した有料老人ホームでの事件について記事を書きたいと思います。

 

 

 

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ニュース報道で感じた印象

 

 

如何なる理由があろうとも、誰であっても、他人に危害を加えることはあってはならないのは大前提ですが、今回のニュース報道をしっかりと読んでみると、今までの報道のされ方とは違う点や違和感に気づきます。

詳しい状況まではわからないものの、ニュース報道から読み取った印象を書いていきたいと思います。

 

印象①「実名報道」

報道機関の元記事を確認して頂ければわかりますが、今回の加害者(容疑者)である男性入所者は「実名報道」されています。

今まで、入所者や利用者が加害者になった場合の報道で実名報道をされているものを殆ど見た記憶がありません。

恐らく、加害者が認知症などの症状がある場合は「扱いがデリケート」になるということと、「最終的に刑事責任能力が問えるか問えないかが不明」という点で入所者の実名を出すことは適切ではないという判断だろうと思われます。

しかし、今回の報道ははっきりと実名報道されている点で、今までの報道のされ方とは異なっています。

つまり、「加害者は認知症などの症状がなく刑事責任能力が問える状態」なのではないかという印象を受けました。

 

 

印象②「はっきりと意思表示ができている」

容疑者の男性入所者は、警察の調べに対して「刺したことは間違いないが殺すつもりはなかった」と容疑を否認しているようです。

認知症が進んでいくと、意思表示をしたり意思疎通を図ることが困難になっていくのですが、これだけはっきりと意思表示ができる人(容疑者)であれば、認知症などはなく(又はごく軽度)「刑事責任能力を備えているのだろう」という印象を受けました。

 

 

印象③「施設と金銭トラブルがあった」

介護現場での事件であれば、「介護の仕方や対応」「入所者と介護職員の人間関係」「職場環境」によるトラブルが原因の場合が多いと言えます。

ごく稀に、介護現場での窃盗や盗難などの事件報道も見掛けますが、それは金銭トラブルではなく「泥棒」です。

今回の事件では「施設と金銭トラブル」が原因ということですから、「介護職員がどうとか」「介護現場での対応がどうとか」ということは全く関係がない印象を受けました。

 

 

印象④「介護職員とはどこにも書かれていない」

被害者は「背中を刺された女性職員」と「指などに軽い怪我をした30代の男性職員」とのことです。

ニュース報道のタイトルも含め「職員」とは書かれていますが、どこにも「介護職員」とは書かれていません。

また、前述したように「施設との金銭トラブル」があったとのことですから、被害に遭ったのは介護職員ではなく「事務職員」か「生活相談員」などではないかと思われます。

過去の介護事件の報道であれば、被害者であれ加害者であれ「それが介護職員であれば介護職員」と表記されていました。

今回の場合は、ただ単に「職員」という表記ですから「介護職員ではない」という印象を受けました。

 

 

 

結論(最後に)

 

今回は、熊本県の有料老人ホームで発生した事件についての印象を書きました。

結論を言うと「これは介護事件ではなく、金銭トラブルが原因で発生した事件がたまたま有料老人ホームという場所で起こっただけだったのではないか」ということです。

もちろん、詳しい状況はわかりませんので断定・断言はできませんが、私はそう感じました。

ただ、今後益々高齢者や介護が必要な人が増えていき、介護サービスを利用する機会や頻度が増えていく中で、入所の際の契約や金銭の管理方法や利用料などはしっかりと説明を行い、お互いが納得した上で入所や利用をしないと、こういった事件が多発していく可能性も十分に考えられるでしょう。

また、契約時はお互いが納得していても、それが「勘違い」「記憶違い」「気が変わった」「認知症の発症等による契約の不履行」などが原因でトラブルに発展することも考えられます。

高齢者ドライバーの暴走も問題になっている昨今ですが、日常生活や介護サービスなどの利用の場面の中で、トラブルが増えることで暴走する老人が増えないことを願うばかりです。

日本には5.7万人の認知症ドライバーが走っている恐怖「身を守る方法は?」

 

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