夜勤に出勤する時は、夜食を持参するかと思います。
16時間もの長丁場なので、1食分では足りません。
最低2食分は必要です。
夜勤中に小腹が減った時に重宝するのが「カップ麺」です。
私は大好きなので結構持参して食べています。
カップ麺って美味しいですよね。
お湯を注いで3分(~5分)ですぐに食べれるので夜勤の夜食にはピッタリです。
しかし、そのカップ麺には「悲しい夜勤あるある」が存在するので今回はそのことについて記事を書きたいと思います。
夜勤の携帯品
介護施設の夜勤は16時間にも及ぶ勤務になります。
ましてや「ワンオペ(1人体制)」だと、まとまった休憩とか仮眠の時間はありません。
「待機」をしながら空いた時間で休憩をしたり夜食を食べたりします。
夜勤は16時間もの長丁場なので携帯品も昼間の勤務とは違ってきます。
【夜勤の携帯品あるある】
・スマートフォン、iPhone等の携帯電話やモバイル端末
・携帯電話やモバイル端末の充電器
・夜食(カップ麺、弁当、お菓子等)
・飲料水(水、お茶、栄養ドリンク等)
・制汗剤や女性なら化粧品
この中で「カップ麺」について私が感じている「あるある」を書きたいと思います。
お湯を注ぐタイミング
夜勤に持参する夜食なのですから食べるタイミングは
・お腹が減った時
・仕事がひと段落した時
になろうかと思います。
そんな時にいざお湯を注ぐと
「ピ~ンポ~ン」
と利用者からのナースコールが鳴ります。
どうしてこうもタイミングが悪いのでしょうか。
狙ったかのようにカップ麺にお湯を注ぐとナースコールが鳴るのです。
お湯を注いでしまった以上、猶予は3分~5分しかありません。
足早に居室へ向かい用件を聞きます。
夜間のナースコールの8割は排泄の訴えです。
「おトイレに行きたいんです」
という利用者をトイレへ誘導し排泄後に再びベッドで休んで貰わなくてはなりません。
頭の片隅にはお湯を注いだカップ麺のことが気がかりですが、
- 急かしたり
- 焦ったり
- 心が乱れると
アクシデントのリスクを高めてしまいかねません。
慌てないように急かさないようにゆっくりと利用者の対応をします。
どう足掻いてもお湯を注ぐと鳴るナースコール
そりゃ利用者とカップ麺を天秤にかけたら利用者の方が優先なのは当然ですがお湯を注いでしまったカップ麺も気にはなります。
何とか利用者の対応を終えカップ麺のもとへ戻ってみると
「麺が汁を吸いきり膨れあがり見るも無残な状態」
になっていることが多々あります。
利用者の対応を頑張ったご褒美に麺が増量したわけではありません。
ただただ、麺が伸びているのです。
「まずいよ~まずいよ~」
と言いながら麺を啜り「自分がお湯を注いだタイミングが悪いのか」「利用者のトイレのタイミングが悪いのか」色々考えてみますが、やっぱり
「ワンオペ夜勤だからどうしてもこういうタイミングの悪い事が重なってくる」
という悪循環に陥っているのかもしれません。
試しにお湯を注ぐフリをしてみます。
コールは鳴りません。
「本当に鳴らないな?」
と言い聞かせながらお湯を注ぐと
「ピ~~ンポ~~ン」
と鳴ります。
「私は一体どこの誰に見張られているんだろう」
そう思いたくなる現象が続きます。
ワンオペ夜勤あるある
カップ麺あるある
悲しい夜勤あるある
なのです。
最後に
今回は「夜勤中にカップ麺を食べようとお湯を注ぐと必ずと言っていいほどナースコールが鳴る」という悲しいあるあるについて記事を書きました。
こういうあるあるを経験されている人は「あえてカップ麺の持参を避けておにぎりやパン等を持参する」人もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、やっぱりカップ麺が食べたい時もありますし、カップ麺は日持ちもします。
ナースコールが鳴ることなくちゃんとカップ麺を食べれる時だってあります。
ですから今日も「ナースコールのあるある」に抗うように夜勤にカップ麺を持参するのです。