リアル介護現場の実情

介護職員は自分をロボットだと思わなければ上手くいかない実情もある

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介護職員は人間なのですから、感情もあれば人権もあります。

ですから決してロボットではないのですが、自分のことをロボットだと思わないとやっていけないこともあったりします。

もちろん、「私はロボットです」と思いながら働いている人はいないでしょうから、厳密に言えば、

  • クールに働く
  • 感情を無にして働く
  • 機械的に働く

ということになります。

介護の仕事は対人援助をしていく中で「優しさ」や「思いやり」や「相手の立場に立って寄り添う」ということが必要だと言われがちですが、現実は「無機質」「機械的」「無感情」でなければ上手くいかないことも少なからずあるのです。

今回は、介護職員は自分をロボットだと思わなければ上手くいかない実情もあるということについて記事を書きたいと思います。

【介護職員も人間です】グループホーム入所中の83歳の女性が職員の首を絞めて逮捕

 

 

 

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介護職員は自分のことをロボットだと思わなければ上手くいかない実情

 

 

介護職員の業務を補助したり、その代わりとなって働く介護ロボットにも期待が寄せられていますが、現状では「最終的な対応は介護職員がしなければならない」「センサーの多用で逆に介護職員の業務負担が増える」という実用性やコスパの課題もあり、あまり普及が進んでいない現状があります。

また、「言葉にはならない気持ちを察知して対応する」ということは、今のところ人間である介護職員のマンパワーが必要不可欠です。

しかし、実際には「自分のことをロボットだと思わないと上手くいかない」という現実があるのも事実です。

以下で詳しく解説していきたいと思います。

介護ロボットの開発、機能、導入はまだまだ介護現場の実情に沿っていない理由

 

実情①:介護拒否や暴言暴力を受ける

介護現場では、利用者が介護拒否をしたり、利用者から暴言や暴力を受けることもあります。

例え誠心誠意対応を行っていても相手も人間ですし、認知症の周辺症状などでそういうことはあり得ます。

そんな時に「何て報われない仕事なんだ」「一生懸命やっているのに悲しい、悔しい、イラつく」という感情を抱いてしまうことも人間ですから当然あります。

この場合、職場全体で対応を検討していくことが重要ですが、それが一切無かったりあまり有効的な対応ではない場合は「我慢して介護を続けていく」という方法しかありません。

この「我慢」という状況を野放しにしてしまうことは、介護職員のストレスになるだけでなく、利用者にとってもストレスですし、最悪の場合はニュースなどで報道されるような介護事件に発展してしまう可能性もあります。

そんな時に苦肉の策として「自分をロボットだと思って対応する」「心を無にして機械的に介護をする」という方法で上手くいきます。

その方法がベストではないにしても、

  • ストレスで心が折れてしまう
  • 嫌になって退職してしまう
  • 介護事件が発生してしまう

というような最悪の事態を回避することができるのではないでしょうか。

但し、根本的な解決にはなっていないことは申し添えておきます。

介護現場で利用者にムカっとしたりイラっとした時の手っ取り早い対処法

 

実情②:「利用者が可哀想」という視点の排除

介護をする上で大切なのは、利用者を中心として(パーソン・センタード・ケア)、ケアチームで統一した介護を実施することです。

多職種の職業倫理と専門知識や技術に基づき「根拠のある介護」を提供することが重要です。

しかし、中には「利用者が可哀想だから」という理由で介護をしている介護職員もいます。

残念ながら、それは、

  • 個人の主観
  • ただの感情論
  • 情熱があるアピール
  • 自分は利用者を救う立場にあるというメサイアコンプレックス

でしかないのです。

ひいては、

  • 過剰な特別な介護をする
  • スタンドプレイでチームの和を乱す
  • 利用者と共依存の不健全な関係になる

ということになってしまいます。

介護現場ではそういったものを排除して健全なサービスを提供していかなければなりません。

そのためにも、「自分はロボットだと思って理論的に検討したり機械的に対応していく」ことで、感情論を排除でき上手くいくのではないでしょうか。

情熱に燃えている職員よりクールな職員の方が介護に向いている理由

 

実情③:理不尽な上司をやり過ごす

介護現場には、高圧的だったり理不尽なことばかり言う上司がいたりします。

例えば、前出の利用者の介護拒否や暴言暴力に対して、職場全体で検討するどころか、

「対応の仕方が悪いからだ」

「介護技術が未熟だからだ」

「暴力にも理由があるのだから寄り添うことが大切だ」

などと平然と言ってのけてしまう上司もいます。

また、その時の機嫌や気分で指示や命令をコロコロ変えて介護現場を混乱させる人もいます。

正直、真に受けたり、上司といちいちやり合っていたら現場は滅茶苦茶になってしまいますし、こっちが参ってしまいます。

状況や内容にもよりますが、理不尽な上司に対しても「ロボットのように感情を無にして形式的にやり過ごす」という方法で上手くいくこともあります。

言うことがコロコロ変わる介護職員や上司がいると疲弊する介護現場の実情

 

実情④:新人介護職員への教育や指導

新人介護職員に対して「機械的に教育や指導をする」と言うとネガティブな印象を与えてしまうかもしれませんが、要は、

  • 過度に期待をしない
  • 最初から見捨てない

ということです。

人間、期待を裏切られるとその反動で落胆やガッカリ感も大きくなります。

また、過度な期待は新人にしてみれば大きなプレッシャーになってしまう場合もあります。

ですから、新人介護職員に対して過度な期待をしないことでお互いが上手くいくことも多々あります。

かと言って、全く期待もせずに最初から見捨てたような教育や指導もご法度です。

正しく教育や指導ができませんし、新人もやる気を無くしたりモチベーションが保てなくなってしまいます。

ですから、最初から見捨てたりせずに「丁度良く教育や指導をしていくこと重要」です。

もちろん、新人職員の性格や習得状況によって教育方法や指導内容は変えていく必要はあるでしょうが、変に私情を挟んだり必要以上に期待をしたり勝手に失望するのではなく「自分を教育ロボットだと思って指導することで上手くいく」のではないでしょうか。

滅茶苦茶なことをする恐怖の新人が介護現場にやって来た時どうすればいいのか

 

 

 

最後に

 

今回は、介護職員は自分をロボットだと思わなければ上手くいかない実情もあるということについて記事を書きました。

「介護現場では自分をロボットだと思うことがベスト」だと言っているわけではなく、あくまで「介護現場の実情の中では自分をロボットだと思うことで上手くいくこともある」ということになります。

もちろん、介護以外でも単純作業の繰り返しの仕事や感情を無にしないとやっていけない仕事もあるでしょうが、「心のふれあい」「利用者に寄り添う」ということばかりが前面に押し出されやすい介護の仕事にも、「自分をロボットだと思わなければ上手くいかないことがある」ということを知って頂けたら幸いです。

 

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