リアル介護現場の実情

介護職員は「常識がない」「レベルが低い」「変な人が多い」と言われがちな7つの理由

投稿日:2022年2月28日 更新日:

 

介護職員へのイメージや印象、はたまたレッテルとして、

「常識がない」

「レベルが低い」

「変な人が多い」

という声を聞いたことがあるのではないでしょうか。

若しくはそう思っていませんか?

自分が介護職員だったり、介護職員として働いている身内や家族がいる人にしてみれば「失敬な話」になるのですが、実際問題、介護職員に対してそういうイメージを持っている人がいるのも事実。

リアル介護現場で働いてきた経験上、「確かにそういう人がいるかも」という点は否めませんが、どの業界どの職場にもそういう人は少なからず居るはずです。

では何故、介護職員に限ってそんなに槍玉に挙げられてしまうのでしょうか

その7つの理由を詳しく解説していきます。

 

 

 

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介護職員は「常識がない」「レベルが低い」「変な人が多い」と言われがちな7つの理由

 

介護職員は何故「常識がない」「レベルが低い」「変な人が多い」というイメージを持たれたり言われてしまったりするのでしょうか。

その7つの理由は以下になります。

  1. 介護職員を見下しているから
  2. 最初から偏見の目で見ているから
  3. 介護職員の不祥事をニュース等で目にするから
  4. 会社が放置しているから
  5. 根拠のない理想を追い求める風潮があるから
  6. 実際に対応された介護職員が変だったから
  7. 経営者や管理者が常識がないから

 

理由①:介護職員を見下しているから

介護の仕事は、高齢者や介護が必要な人を支援する素晴らしい仕事であるのにもかかわらず、「きつい・汚い・危険」という3Kでも有名な仕事です。

実際には12Kくらいあると思っていて、その中に「給料が低い」「休憩が取れない」「休暇が取れない」なども含まれています。

また、学歴なども関係なく誰でも雇い入れてもらうことができる仕事なので「誰でもできる仕事」などと揶揄されることもあります。

しかし、希望さえすれば未経験でもやり始めることができる仕事ではあるものの、「ちゃんと職務を全うしてやり続ける」ということはなかなか難しい仕事です。

そういった「12K」や「誰でもできる仕事」という部分だけを捉えて、

「そんな仕事をする人は変な人やレベルが低い人でしょ」

とハナから見下しているのです。

その言葉の裏には、

「自分や身内や家族はもっとレベルの高い職業に就いている」

という自己主張も見え隠れします。

要は、単なる職業マウンティングと言っても過言ではありません

 

理由②:最初から偏見の目で見ているから

介護の仕事や介護職員のイメージは元々あまり良いものではありません。

最近ではネガティブイメージを払拭しようとするポジティブキャンペーンも行われていますが、リアル現場の現実には蓋をしておいてポジティブイメージだけを先行させようとするものばかりなので、現役介護職員の中には冷ややかな目で見ている人も少なくありません。

ですから、世間の人が介護職員に対して抱いている「常識がない」「レベルが低い」「変な人が多い」というイメージも払拭されておらず、実際はどうかもわからないのに先入観や偏見の目でものを見ている人が思考停止状態でそういうことを言っている場合も多々あります

 

理由③:介護職員の不祥事をニュース等で目にするから

ニュース等を見ていると、度々介護職員の不祥事や事件を目にします。

例えば、

  • 介護職員による利用者への虐待
  • 介護職員が利用者のお金や貴金属を窃盗・横領

などが目立ちます。

そうすると世間の人にしてみれば、「また介護職員の不祥事や事件だ」というイメージが刷り込まれやすくなり、ひいては介護職員は「常識がない」「レベルが低い」「変な人が多い」というイメージが定着していくことになります

しかし、介護職員の名誉のために書き加えておきますが、多くの介護職員はそのような犯罪行為に手を染めることなくちゃんと業務を全うしています

「一部の常識がなくレベルが低く変な介護職員が不祥事を起こし目立ってしまっている」とも言えますが、もっと言えば「普通の人でも不祥事を起こしてしまいかねない環境がある」という点には留意が必要です。

介護職員から利用者への虐待報道はよく目にしますが、利用者から介護職員への暴力や犯罪行為はあまり報道されません。

介護現場では後者の方が多く発生しています。

「そういう仕事を選んだんだから仕方がないだろ」と切り捨ててしまうのは簡単ですが、今後の介護の担い手を確保していくためにはそういう「リアル現場での事実」にも目を向けていく必要があるでしょう。

詳しくは下記記事をご参照下さい。

 

理由④:会社が放置しているから

実際問題、介護職員の中には「常識がない」「レベルが低い」「変な人」が存在します。

例えば、

  • 敬語が使えない
  • 仕事をしない
  • 利用者や同僚からお金を盗む
  • ヒステリック
  • サイコパス

などです。

そういう人に対しては、上司や会社が何らかの対応をしていく必要があります。

言動行動の是正を促したり、適切な業務内容や配置に変更したり、最悪の場合は「介護職員としての適性を欠くので辞めてもらう」という判断も必要になってくるでしょう。

しかし、実際はそういう介護職員は野放し状態で会社も放置をしているのです。

何故なら、介護現場が人員不足なので適性を欠く人であっても居てくれないと運営ができないからになります。

「指導や注意をして辞められたら困る」とか、指導や注意しかせずにそれ以上は放置をしている状態であるため、本当に動き出すのは不祥事や事件が起こってからになってしまっているのです。

つまり、介護職員の不祥事が発生したりネガティブイメージが払拭できない理由として介護事業所の怠慢や対応不足があり、そもそもネガティブイメージの根源でもあるのです。

 

理由⑤:根拠のない理想を追い求める風潮があるから

現在の介護現場では、「根拠のある介護」が推奨されています。

根拠のない介護ほど怖いものはありませんから、当然と言えば当然です。

しかし、その裏で未だ根拠のない理想を追い求める風潮があったりします。

例えば、「介護とはこうあるべき!」「利用者が満足するなら何でもしてあげるべき!」と声高に叫ぶ人が存在していて、「その根拠は?」と尋ねると「私がそう思っているから」「それが幸せの実現だから」などと言ってのけてしまうのです。

自分を根拠にしてしまったり、根拠のない自己満足の理想を追い求めてしまっている姿はどう考えても変です。

しかし、介護業界ではこのような根拠のない理想を「素晴らしい」「それこそ本当の介護だ」「ニュースタイルだ」などと称賛してしまう風潮があります。

そういう勘違いしている人達や風潮があるからこそ、介護職員は「常識がない」「レベルが低い」「変な人が多い」などと言われがちになります。

 

理由⑥:実際に対応された介護職員が変だったから

利用者本人やその家族であれば、実際に対応してくれた介護職員が事実として常識がなかった・レベルが低かった・変だったというパターンもあるでしょう。

会社がそういう介護職員を野放しにしている場合は、当たる確率も高くなります。

もっと言えば、そういう介護職員を許容してしまっている介護事業所にはそういう介護職員が集まりやすい傾向にあるのかもしれません

 

理由⑦:そもそも経営者や管理者に常識がないから

会社組織はそのトップ(経営者等)を見れば、どういう風潮の会社なのかは大体わかります。

ですから、介護事業所の経営者や管理者の言動が「常識がない」「レベルが低い」「何か変」ということであれば、「その会社で働いている人達もそうなんだろう」と思われても仕方がありません

実際はそうではなくとも、です。

常識がある介護職員は、多くの場合そういう変な経営者からは逃げ出そうとしますので、早々に辞めていきます。

つまり、残っているのは常識がなく、レベルが低く、変な介護職員だと言っても過言ではありません

そうなると、世間から見れば介護職員全体がそうであるかのように見えてしまうのです。

 

 

 

最後に

 

介護業界に限らずどの業界にも「常識がない」「レベルが低い」「変な人」は存在するのでしょうが、多くの場合は表面化する前に会社が何らかの対応を行っているのではないでしょうか。

しかし、多くの介護事業所では人員不足であるため、そういった職員が野放し状態になっている可能性があります。

そして、そういう職員が利用者の対応をすることで不祥事が表面化し、世間にネガティブなイメージを植え付けているのです。

適性を欠く介護職員に何らかの対応をしていくためには、まずは人員確保が重要です。

とは言え、介護現場の人員不足は遥か昔から言われていることです。

長い年月解消しなかった問題が今日明日に解決することはありません。

「人員確保をしていくために本当に必要なことは何か」ということを真剣に考えていかなければならないのではないでしょうか。

それは介護のネガティブイメージを払拭するために上辺だけのポジティブキャンペーンをすることではないということだけは明白です。

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