介護の基礎知識

【老人ホームや介護施設】介護職員が利用者の居室内の掃除や清掃をする際のチェックポイント

投稿日:2020年4月1日 更新日:

 

老人ホームや介護施設においては、介護職員が利用者の居室掃除や清掃をすることも業務のひとつです。

人員不足でなかなかそこまで手が回らないことがあるため、介護補助員や掃除専従の職員や清掃業者を雇っている事業所もあることでしょう。

また、新人介護職員が最初に指示される業務のひとつが居室などの掃除であったりもします。

掃除の目的は「綺麗にすること」ですが、実は介護職員として利用者の居室掃除をする際にはいくつかチェックポイントがあります。

今回は、老人ホームや介護施設において介護職員が利用者の居室掃除をする際のチェックポイントをご紹介したいと思います。

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介護職員が利用者の居室掃除や清掃をする際のチェックポイント

 

 

老人ホームや介護施設では、利用者の居室掃除や清掃も大切な業務のひとつです。

しかし「ただ綺麗にすることだけ」ではなく、介護職員としてその後の介護にも関わってくるようなチェックポイントもあります。

以下で詳しくご紹介していきます。

 

①ベッドを移動させて掃除する

これは介護職員に限らずの内容になりますが、利用者の居室掃除をする際はベッドを移動させて掃除をするのがポイントです。

何故なら、一番埃が溜まりやすいのが「ベッドの下」だからです。

当たり前のようで段々と省略してベッドを動かさずに掃除機やモップをベッド下に入れて掃除をしてしまいがちになりますが、それでは隅々まで掃除ができずゴミや埃が残ってしまいます。

ベッドの移動を省略したくなる理由としては、

  • 多少なりとも時間が掛かる
  • 電動ベッドのコンセントの抜き差しや扱いが面倒
  • ベッドを動かすとベッド上の利用者の物が落ちてしまいそうになる(物を別の場所に移動させなければならない)

などになろうかと思います。

時間に追われている状況ではわからなくもありませんが、そうでない場合はベッドを移動させて掃除をするようにしましょう。

また、掃除後は、

  • ベッドを元の位置に戻す
  • ベッドのロックをかける
  • ベッドの高さや角度も元に戻す

ということも忘れないように注意が必要です。

 

②掃除後は全てを元通りにしておく

居室内の配置を確認して、掃除前と同じ配置や状況に戻して掃除を終わる必要があります。

前述したベッドの位置や高さや角度然りです。

利用者の居室内の掃除は綺麗にするだけでなく、「物を元の位置に戻しておく」ということがとても大切です。

介護施設で生活している利用者は、ベッドや物の位置や配置がその人に合った動線になっています。

急に位置や配置が変わってしまうと、「物が無くなった」と不安になったり、「物を盗られた」などという勘違いや認知症の周辺症状が出現し不穏になったりすることもあります。

また、ベッドやポータブルトイレなどの位置が少し変わっただけで移動する際に転倒することもあり得ます。

そうなると、掃除をして配置を変えてしまったことが転倒の原因になってしまうということになりかねません。

ですから、必ず最初に居室内の配置を確認し覚えておき、掃除後は全てを元の位置に戻しておくようにしましょう。

 

③利用者の使用している用具や備品を確認する

利用者の居室掃除をする際に、介護職員目線として利用者が使用している用具や備品などを確認したり覚えておくことも大切です。

利用者がプライベートで使用しているものや知られたくないと思っている物をやさがしするのではありません。

確認するのは、例えば、

  • ベッド
  • ポータブルトイレ
  • 口腔ケア用品

などになります。

前述したように、「掃除後に元の位置に戻しておかなければならないから」という理由もありますが、他にも「用具の状態を確認しておく」「介護職として利用者の使用している用具を把握しておく」という理由があります。

例えば、ベッドひとつとっても、

  • ベッドそのものの位置
  • 高さや角度
  • ベッド柵の位置や形状

など確認しておくポイントや介護職として把握しておいた方が良いポイントが多々あります。

ポータブルトイレであれば、

  • 位置
  • 高さ
  • 汚れ具合

などです。

口腔ケア用品であれば、

  • 位置
  • 形状や状態

などです。

そのひとつひとつに理由があったり意味があるのです。

特に、新人介護職員であれば、何故そういう位置や配置になっているか知らない(又は聞かされていない)ということもあるのではないでしょうか。

居室内の掃除をしながら、そういうポイントにも目を向けることで、疑問に思ったことを上司や先輩に聞き、今後の介護に活かせます。

また、配置や位置の理由について既に知っている介護職員が掃除をした場合、「あれ、いつもの位置と違うぞ?」という気づきを得たりします。

その気づき(違和感)を放置せず掘り下げてみると、

  • 利用者自身が位置を変更した
  • 他の職員が位置を変更した
  • 知らない間にそういう位置にすることになっていた

などの理由や原因が見えてきます。

気づくことで、その後の対応も変わってきますので、掃除をする際も利用者の使用している用具や備品などにアンテナを張っておくことで今後の介護に活かせるようになるのではないでしょうか。

 

 

 

最後に

 

今回は、老人ホームや介護施設において介護職員が利用者の居室掃除をする際のチェックポイントについて記事を書きました。

たかが掃除でも、介護職員としてアンテナを張れば様々な気づきがあり、注意が必要なポイントも多いことがご理解頂けたかと思います。

そういった気づきが、今後の介護に活かせることも十分にあります。

とは言うものの、実際は「気づきの多い介護職員ほど業務負担が大きくなる」という実情もあったりするので闇深いところです。

気づける職員が損をしないような健全な職場であって欲しいものです。

「気づける職員」が損をする介護現場の実情

 

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