あくまで個人的な意見になりますが、今現在介護職員をしていて、これからも介護職員として働いていこうと考えているのなら介護福祉士資格は取得しておいた方が良いと思っています。
もっと言えば、「これから介護職員として働こうと思っている人」「介護職員を続けていくかどうかわからない人」も介護福祉士資格の取得をお勧めします。
その理由は過去記事でもいくつか書いてきましたが、
- 資格者を名乗れる
- 多少なりとも収入が上がる
- 転職に有利
などのメリットがあるからです。
既に資格を取得済の人は多少なりともそのメリットを感じているのではないでしょうか。
しかし、中には「介護福祉士資格には価値がない(又は低い)」「介護福祉士資格なんて取らなくてもいい」「介護福祉士資格は意味がない」と言う人も存在します。
資格を取得するかしないかは最終的には個人の判断になるので、取らないなら取らないでいいとは思いますが、その言い分を聞いていると「3つの共通点」が見えてきたので、今回はその共通点について記事を書きたいと思います。
介護福祉士資格には価値がないと言う人の3つの共通点
介護福祉士資格は国家資格です。
国家資格ではあるものの、名称独占であるために業務を独占して行えるものではありませんが、それでも少なからずその恩恵はあります。
確かに、受験資格を得るまでに時間と費用が掛かってしまうというデメリットもありますが、「価値がない」「意味がない」とまで言い切ってしまうのはどうかと思います。
そう言い切ってしまう人の共通点を見ていきたいと思います。
共通点①「無資格者」
「介護福祉士資格は価値がない」と言っている人の殆どは無資格者です。
つまり、介護福祉士資格を持っていないのです。
持っている人が言う分には信憑性がありますが、無資格者が資格の価値を語るのは違和感を通り越してお門違いです。
仮に、本当にそう思っているのだとしてもそんなことを言う必要はないのですが、「言わなくていいことを言ってしまう」「攻撃材料に使ってしまう」という点で共通していると言えます。
共通点②「介護福祉士を強烈に意識している」
何事にも言えることですが、そもそも本当に無価値で興味も無ければ口に出すことさえありませんし、それ以前に意識することもないでしょう。
しかし、敢えて「介護福祉士は~」などと口から出てしまう時点で、「介護福祉士資格を強烈に意識」しています。
ひょっとしたら「コンプレックス」さえ感じてしまっているのかもしれません。
介護福祉士資格に価値があろうが無かろうが、意識しなければ口から出てくるはずはないのです。
コンプレックスなのか対抗心なのかはわかりませんが、介護福祉士資格について強烈に意識してしまっているのは共通していると言えます。
共通点③「軸を他人に置いている」
「介護福祉士資格には価値がない」などと言う人の言い分を聞いていると、
「介護福祉士の中にもダメな人がいる」
「無資格者でも優秀な人はいる」
というような事を言っています。
それはそうかもしれませんが、それはまた別の問題です。
誰が良くて誰がダメだとか、だから介護福祉士資格に価値も魅力もないだとか、「何故、他人にばかり軸を置いている」のでしょうか。
そんなに他人が気になるのでしょうか。
結局は「自分がどう考えるか」「自分がどう活かしていくか」ということが大切なのであって、「誰々はああでこうで」とか関係ないのではないでしょうか。
他人に軸を置いてしまう人には何か言いようもないような深い闇と拭いきれぬコンプレックスを感じてしまいます。
人のことをとやかく言う前に、自分がちゃんとしていればそれでいいと思うわけですが、他人と比較をしないと自分を自律できず統制が取れないのかもしれません。
最後に
今回は、「介護福祉士資格には価値がない」と言う人の共通点について記事を書きました。
介護職員をしていく上で、介護福祉士資格は十分な価値があります。
ただ、「多様な価値観を認めていく社会」ですから、「介護福祉士には価値がない(又は低い)」と考える人を否定するつもりはありませんが、そういった内容が口から出てしまうということは記事中に書いたような共通点があるように感じます。
資格や他人を貶めることで自分の価値を上げようとするのではなく、まずは自分がしっかりと地に足をつけていきたいものです。