「素晴らしいのにおすすめできない」矛盾に満ちた介護の仕事をおすすめできる職業にする方法

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以前、自分の職業を聞かれた時に「介護士です」と言いたくない理由について記事を書きました。

周りの人や同級生などから職業を聞かれることは誰でもあるかと思います。 「職業に貴賤は無い」という建て前上の社会なので、自分がや...

これには賛否両論あって、「収入や社会的地位が低かろうが、介護の仕事は素晴らしいものなのだから誇りと自信を持つべきだ」という意見の人もいらっしゃることでしょう。

では、もう少し突っ込んで「自分の子供にも是非やって欲しい仕事か?」と聞かれたらどうでしょうか(子供がいると仮定した場合)。

本当に素晴らしい仕事だとすれば、自分の子供にも是非やって欲しいはずです。

私の個人的な意見ですが、もし自分の子供が「介護士になりたい」と言ってきたら、必死になってやめるように説得します。

身を呈してでも引き留めます。

もちろん、そういう「ひと悶着」があって、「それでも介護職員になりたい」という意志の強さがあるならやればいいかとは思いますが、最初から「どうぞどうぞ」とは言いにくいのが正直な気持ちです。

それは、自分が愛する大切な人には「もっと良い選択をして欲しい」と考えてしまうからです。

介護の仕事自体は尊い職業だと言われています。 私自身も「介護職員がもっと増えてくれれば大変嬉しい」と思っています。 介護...

今回は「介護の仕事は素晴らしくて自信と誇りを持つべきだ」という反面、「自分の子供にはお薦めしない」という矛盾に満ちた介護の仕事を「お薦めできる職業にする方法」について記事を書きたいと思います。

親が自分のやっている仕事をおすすめできる職業

毎年、「将来なりたい職業ランキング」というようなものがありますが、子供がなりたい職業に介護士がランキングしないのは現状では仕方がないとして、「親が子供に自分と同じ職業に就いてくれたら嬉しいなぁ」と思うであろう職業を考えてみたいと思います。

それは、親自身が自分の仕事に誇りを持っているからにほかなりません。

医者

親が医師の場合、子供も医師になる確率が高いように感じています。

それは子供の時から自分と同じ医者になれるような配慮や誘導があるのではないでしょうか。

目指すは「医学部」です。

弁護士

親が弁護士の場合、子供も弁護士や司法関係の仕事をしている確率が高いように感じています。

こちらも医者と同じように、子供の時からの配慮や誘導があるのではないでしょうか。

目指すは「法学部」です。

公務員、教師

親が公務員や教師の場合、子供も公務員や教師になっている確率が高いように感じています。

同じように、子供の頃から配慮や誘導があるのではないでしょうか。

教師であれば目指すは「教育学部」です。

政治家

親が政治家であれば、子供も政治家になる確率が高いように感じています。

政治家の場合もそれなりの配慮や忖度があるのではないでしょうか。

政治家で二世や三世が多いのも頷けます。

芸能人、タレント

親が芸能人やタレントであれば、その子供も芸能界でデビューする確率が高いように感じています。

普通の人ではなかなか入れないのが芸能界ですが、芸能界で「ある程度の地位」を築いた親の配慮があれば入りやすいと言えます。

二世タレントが多く存在するのもその証拠ではないでしょうか。

自営業や会社社長

親が自営業や会社の社長であれば、子供もその跡を継ぐ可能性が高いのではないでしょうか。

親が親方なのですからエスカレーター式です。

同族経営の会社や血脈相承されていく法人が多いのは、親の配慮があると考えれば当然と言えば当然です。

看護師

親が看護師だとその子供が女性の場合は看護師になる確率が高いように感じます。

「親の職業に憧れて、魅力を感じて」という理由もあるのかもしれませんが、どちらにしても親も嬉しさを感じるのではないでしょうか。

看護師も「お薦めできる素晴らしい職業」だと言えます。

介護士をおすすめできる職業にするためには

では、親が介護士の場合、子供にお薦めできるような職業なのでしょうか。

Twitterのアンケート結果

皆さんの意見も聞きたくて、Twitter上で以下のアンケートを行いました。

アンケートにご協力頂いた皆様、ありがとうございました。

結果は、総票数221票で集計すると以下になります。

絶対お薦め!是非やって欲しい! 2% 4人
お薦めはしないけど自分がやりたいなら 60% 133人
絶対お薦めしない!身を呈してでも止める 36% 80人
その他 2% 4人
合計 100% 221人

※小数点以下四捨五入

介護の仕事を「おすすめしない人」が全体の96%(213人)でした。

その上で「自分がやりたいならやればいい」という人が全体の60%(133人)です。

「絶対お薦めしない!身を呈してでも止める」という人も全体の36%(80人)いらっしゃいました。

正直、その気持ちはよくわかります。

特筆すべきは「絶対お薦め!是非やって欲しい!」という人が全体の2%(4人)で、殆ど存在しなかった点です。

この結果から、結局は自分の子供には「是非やって欲しい!」と断言できる職業ではないことがわかります。

子供には子供の選択肢がある

「子供自身がなりたい職業に就けばいい」というご意見はごもっともです(私もそう思います)。

しかし、私が今回指摘したいのは「介護の仕事は素晴らしいのにお薦めできない」という矛盾についてです。

「素晴らしいからお薦めしたい」

「素晴らしくないからお薦めしない」

ということならシックリくるのですが、

「素晴らしいけどお薦めしない」

というのは違和感を感じてしまいます。

つまり「介護の仕事自体は素晴らしいのだけど、金銭的将来性的には底辺を這いずる仕事だから最愛の人にはお薦めできない」ということになろうかと思います。

それでも自分の子供が強い意志を持って「介護の仕事をしたい」というのなら、それはそれで最終的には胸が引き裂かれる思いをするものの子供の人生として応援してあげればいいかとは思います。

では、子供は特に介護士なんかやりたくないと思っているのに「それでも介護の仕事を是非お薦めする」と思う人はいるのでしょうか。

そんな人はごくごく少数という結果でした。

おすすめできる職業にするために

介護職員の仕事をお薦めできる職業にするためには「職場環境」や「賃金の改善」、「社会的地位の向上」が必要なのは火を見るよりも明らかです。

「介護の仕事は素晴らしい」ということは、既に多くの人がわかっていることなのですから、「もうそのポジティブアピールはあまり意味がない」のです。

それなのにいつまで経っても介護業界では「次世代をクリエイトするやりがいのある素晴らしい仕事」などと言うアピールが続きます。

肝はそこではないのです。

中には「人の人生を救っているのだから低賃金でもいいじゃないか」というような人まで出てきてしまう始末です。

こういう人がいる限り、介護職員はいつまで経っても「お薦めできない職業のまま」でしょう。

お薦めできる職業にするために、しっかりと介護職員のネガティブな部分を受け止め、自分とその家族が幸せになれるような職業にならない限り、このままの状態が続きます。

ですから、今後は自分の子供にもお薦めできる将来性のある職業にするために「職場環境」「賃金水準」「業務負担」については訴え続けていかなければならないと感じています。

最後に

今回は、「介護の仕事は素晴らしいのにおすすめしない」という矛盾と、「おすすめできる職業にする方法」について記事を書きました。

介護の仕事が素晴らしいのはもうわかっているので、これ以上のポジティブキャンペーンは無意味どころかマイナスでしかありません。

受験やテスト勉強でも「得意科目を伸ばすか、不得意科目を克服するか」という問題がありますが、介護分野の良さはもう伸びしろがありません。

伸びしろのないポジティブな部分ばかりに拘るのではなく、地中深く埋まってしまっているネガティブな部分を地面から掘り起こし、プラスに変えていく方が明らかに得策です。

そこに気づける人が介護業界に増えていってくれたら、本当の意味で介護業界は良くなっていくのではないでしょうか。

※今回の記事のアイキャッチ画像は、フリー素材サイト「PAKUTASO(ぱくたそ)老人と介護士」より使用させて頂きました。

このモデルの女性介護士は、Twitterフォロワーの「yumiko(@yummy_ko963852」さんです。

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