介護施設の夜勤の実情

介護施設の夜勤での「恐怖体験」5選

投稿日:

 

「介護施設」「夜勤」「恐怖体験」というワードが並ぶと、何となく「霊的な体験」を想像されてこのページを開いた方も多いかもしれません。

しかし、介護士が夜勤で一番怖いのは「幽霊やおばけよりも利用者の転倒や急変」です。

「幽霊出てきていいから、利用者の転倒や急変なく朝を迎えさせてくれ」と願う介護士が多いのではないでしょうか。

かと言って、本当に幽霊が出てきたら肝を冷やすことでしょう。

しかし、私は霊的なものをあまり感じませんし見たことがありません。

周りのスタッフからもそういう話を聞いたことがありません。

今回は「介護施設の夜勤で多くの介護士が怖いと思った体験」について記事を書きたいと思います。

 

 

 

(スポンサーリンク)

認知症の症状

 

恐怖体験の前に「認知症の症状」についておさらいをしておきたいと思います。

認知症の症状には「中核症状」と「周辺症状(BPSD)」があります。

「中核症状」は脳の細胞が壊れることで、壊れた脳細胞が担っていた機能が失われることで、「周辺症状」はその二次的な症状や行動のことを言います。

図で表すと以下のようになります。

 

【出典】認知症ねっと

https://info.ninchisho.net/symptom/s10

 

【中核症状】

  • 記憶障害
  • 見当識障害
  • 理解・判断力の障害
  • 実行機能障害
  • 失語・失認・失行
【周辺症状(BPSD)】

  • 不安・抑うつ
  • 徘徊
  • 弄便(ろうべん)
  • 物盗られ妄想
  • せん妄
  • 幻覚
  • 錯覚
  • 暴力・暴言
  • 介護拒否
  • 失禁
  • 睡眠障害(不眠、昼夜逆転など)
  • 帰宅願望
  • 異食

 

 

 

介護士の恐怖体験

 

ベテランになってくると慣れっこなのかもしれませんが、新人職員だったら「恐怖そのもの」であるものを集めてみました。

 

恐怖①「誰もいない居室からナースコール」

まさかこんな霊的なことが起こるとは思っていませんでしたが、誰も入所していない居室からナースコールが鳴り「ドキっ!」とすることがあります。

恐る恐るその居室へ行ってみると、霊的なものではなく、「夜間も施設内を徘徊している利用者が入り込んでナースコールを握りしめている」ということが往々にしてあります。

 

恐怖②「居室へ入ったら便まみれ」

これもあるあるなのですが、認知症の周辺症状に「弄便(ろうべん)」があります。

読んで字のごとく「便を弄ぶこと」なのですが、利用者の居室に入った途端、鼻を刺す臭いと「茶色の地獄絵図」と対峙してし「ゾッと」してしまった経験がある人も多いのではないでしょうか。

至る所が便まみれで、ワンオペ夜勤でこれを処理するのは相当大変です。

 

恐怖③「居室から叫び声」

利用者の部屋から叫び声が聞こえ駆けつけると「ただ叫んでいるだけ」ということもあります。

悪い夢を見たのかもしれませんが、落ち着いてもらうまでに時間が掛かることもあり、周辺症状の「せん妄」だったりします。

アクシデント等がなく安心するものの、急に叫び声が聞こえると「ドキっ!」としてしまいます。

 

恐怖④「利用者が誰もいない所に向かって話し続ける」

利用者が誰もいない所に向かって一人で話し続けていることもあります。

手招きをし「小さい子供がいるわ、こっちにおいで」などと言っていると「心霊的なものが見えているのか」と思い、一瞬怖くなってしまいます。

この場合、周辺症状の「幻覚」が見えていることが多いのです。

ここで「誰もいませんよ」などと言って否定してしまうと、介護職員として「受容」や「寄り添い」ができていないことになりますし、否定をすることで利用者がもっと不穏にもなりかねません。

ですから「そうなんですね」などと言って共感し受け入れるのですが、だんだんと「見えない何かを受け入れている自分」が怖くなってきます。

 

恐怖⑤「暴力利用者の対応」

認知症の周辺症状に「暴言や暴力」もあります。

何の前触れもなく急に暴力的になる人もいます。

オムツ交換中に職員に噛みついたり叩いたり、靴を履いてもらう介助中にしゃがんでいる職員の顔面めがけて膝蹴りをされた、という話はよく聞きます。

ワンオペ夜勤ですから、その対応には苦慮することになり、対応そのものが恐怖となります。

 

 

 

最後に

 

今回は「介護施設での夜勤中に発生しがちな恐怖体験5選」をご紹介しました。

冒頭にも書きましたが、やはり一番恐怖なのは「利用者のアクシデントや急変」です。

心霊体験をしている職員はあまり聞きませんが、認知症利用者の周辺症状による恐怖体験が多いように感じます。

もちろん、そういった症状のある人を介護するのが介護職員の仕事になります。

認知症なのですから仕方の無い部分はありますが、職員の身体や生命を脅かすような「暴力」への対応は事業所全体で対策を講じて欲しいと思います。

アドセンス

(スポンサーリンク)

アドセンス

(スポンサーリンク)

ランキングバナー

最後まで読んで頂きありがとうございました!
ランキングに参加しています。

記事にご共感頂けましたら拡散・シェアをお願いします^^

にほんブログ村 介護ブログ 介護職へ
にほんブログ村


介護職員ランキング

楽天ウェジェット

退職代行アフィリ




【退職代行サービスのご紹介】

・会社を辞めたいけど勇気が出ない
・会社がなかなか辞めさせてくれない
・退職することでトラブルが発生してしまった
・会社に行かずに退職したい
・即日退職したい!

そんなあなたに朗報です!

「法律事務所の弁護士」が、あなたの退職を代行してくれます(相談無料)。

しかも「税理士事務所」「社会保険労務士事務所」「行政書士事務所」とも提携しているので、どんな状況でもバックアップが可能な退職代行サービスです。

【汐留パートナーズ法律事務所】退職代行サービスの詳細


おすすめ記事

1

  介護現場の人間関係が劣悪なのは有名です。 「いじめ」「パワハラ」「モラハラ」「揚げ足取り」「吊るし上げ」が横行しています。 そういう劣悪な人間関係の具体的な例として 「気に入らない職員に ...

2

  介護職員をやっていると頻繁に「辞めたい」という気持ちが沸き起こってきます。 仕事自体は他者を支援する素晴らしい仕事だと思っているのですが、やはり退職原因トップ3にあがるような「低賃金」「 ...

3

  周りの人や同級生などから職業を聞かれることは誰でもあるかと思います。 「職業に貴賤は無い」という建て前上の社会なので、自分がやっている仕事に自信と誇りを持って「介護職員をやっています!」 ...

4

  介護事業所で介護サービスを提供したり受けたりする際に「介護士はプロなんだから完璧な介護をして当然」という考え方をしている人がごく稀に存在します。 そういう考え方をしているのは「利用者」だ ...

5

  介護業界が他の業界と比べて異質な理由のひとつとして「人間関係」がありますが、まず感じるのは「挨拶をしない、返さない人が多い」という社会常識では考えられない状態が普通にある、ということです ...

-介護施設の夜勤の実情
-, , , ,

Copyright© 介護職員Aのひとりごと , 2019 All Rights Reserved Powered by STINGER.