【介護職員の体型】男性は痩せ型、女性はぽっちゃり型が多い理由

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介護職員の体型について「男性は痩せている人が多く、女性は太めの人が多い」という印象があります。

もちろん人それぞれ体質が違ったり、遺伝的先天的なものもあるので一概には言えないのは大前提として、その理由を考察していきたいと思います。

男性に痩せ型が多い理由

男性は痩せ型~ガッチリ体型の人が多いように感じます。

配分的にはやはり細めの割合が多い印象です。

理由①「ストレスで食欲が無くなる」

男性にありがちなのが、「仕事のストレスで食欲が無くなる」ということです。

男性の内面は意外と繊細で、些細なことでも気になってしまう傾向があります。

ましてや介護現場にはストレスが充満しています。

胃がキュッと締め付けられて、物が喉を通らなくなりがちです。

「消費したカロリーより摂取カロリーが少ないと痩せていく」というわかりやすい理由で痩せていきます。

理由②「たくさん汗をかくことで痩せやすい体質になる」

元々、男性は生物学的に「筋肉がつきやすい」ということがあります。

  • 利用者の対応で走り回る
  • 重い利用者を移乗する
  • 入浴介助で汗をかく

という日常的な業務をこなしているだけで脂肪が燃焼し筋肉質になります。

筋トレのように短期間で希望通りの部位に筋肉はつきませんが、介護の仕事をしていると特に上腕や胸などに徐々に筋肉がついていきます。

そのため、痩せ型~ガッチリ体型の男性が多いと言えます。

理由③「重い利用者を抱える機会が多い」

業務負担は男女平等ではありますが、男性スタッフと女性スタッフが一緒に勤務に入っていれば、身体能力や腕力が強い男性スタッフにお声が掛かることも多くなります。

その最たるものが「重い利用者の移乗など」です。

また、暴力を振るう利用者がいた場合も男性スタッフの出番となることが多くなります。

他にも、テレビを設置する際の設定だとか、切れた電球の交換など、男性介護職員は重宝される一方、「何でも屋」的な存在でもあります。

重い利用者を抱える機会が多かったり、何でも屋のような存在となれば「総合的に痩せやすい」と言えるのではないでしょうか。

女性にぽっちゃり型が多い理由

女性はガッチリ体型~ぽっちゃり体型の人が多いように感じます。

配分的には、ぽっちゃり体型の人がやや多い印象です。

理由①「ストレスで食欲が増幅する」

ストレスに対する食欲が、男性とは反対の傾向にあります。

男性はストレスで食欲が失せるのに対して、女性は食欲が増幅する人が多いように感じます。

「やけ食い」とまではいかなくても、食べることでストレスを発散するかのように、職場にも「おやつ」を持参している女性スタッフをよく見掛けます。

業務で汗をかいてカロリーを消費しても、すぐにカロリーを補給しています。

「消費したカロリーより摂取カロリーが多いと太っていく」

というわかりやすい理由で太っていきます。

理由②「筋肉がつくことで太く見える」

当然、女性スタッフも利用者の移乗もすれば入浴介助もします。

体重の重い利用者を毎日何回も抱えていれば、徐々に筋肉がついてきます。

元々、女性は生物学的に「脂肪がつきやすい体質」になるため、筋肉が脂肪でコーティングされます。

筋肉質になることで、実際に太くなったり、太く見える体型になりがちです。

理由③「不規則な食生活で太りやすい体質になる」

不規則な食生活は太りやすくなる原因になります。

早出や日勤や遅出や夜勤をこなしていると、食事を摂る時間もバラバラになり、太る原因になります。

特に夜勤に至っては、晩御飯を食べるのは利用者が床につき、パソコン入力などがひと段落した21時頃になろうかと思います。

しかも、その後、翌朝まで勤務するわけですから、深夜に夜食を食べがちです。

むしろ食べないと体力がもちません。

深夜0時以降に何か食べるという行為は、不規則な食生活そのものです。

男性も同じ状況にありますが、やはり男性の方が体内のものを排出(お通じや汗など)したり消費(カロリーや脂肪)するデトックス効果が高い傾向にあり、逆に女性は溜め込みやすい体質だと言えます。

また、不規則な生活が日常化することで、太りやすい体質にもなっていきます。

そのため、ガッチリ体型~ぽっちゃり体型の女性が多いと言えます。

職歴が長いほど顕著?

介護職員の男女の体型の特徴について考察しましたが、もちろん男女ともに最初から細い人もいれば太い人もいます。

自己管理をしたり身体のメンテナンスをして努力されている人もいらっしゃるでしょうし、体質的にずっと変化のない人もいらっしゃると思います。

しかし、どれだけ努力をしても夜勤をやっている以上、「不規則な生活」は排除できません。

訪問系や通所系の事業所に勤務されている介護職員には夜勤がありませんので、「不規則な生活」という点ではマシなのかもしれません。

介護職員としての職歴が長い人ほど、不規則な生活を長く続けることになり、上記に書いた体型の変化が顕著に出てくると言えます。

こうした体型の変化も「介護職員の職業病」と言っても過言ではありません。

Twitterでアンケートを取った結果

私の印象を理由づけするために記事を書いてきましたが、説立証のためにTwitterで簡単なアンケートを行いました。

その結果が以下です。

40時間という短い期間でのアンケートでしたが、324人の方にご回答を頂き、また多くの方が拡散にご協力をして頂きました。

まずは心よりお礼を申し上げたいと思います。

ありがとうございました。

では、アンケートの結果ですが、総票数324票のうち46%が男性(約146人)、54%が女性(約178人)でした。

結果を集計すると以下のようになります。

どちらかと言えば痩せ型(男性) 21% 68人
どちらかと言えばぽっちゃり型(男性) 24% 78人
どちらかと言えば痩せ型(女性) 21% 68人
どちらかと言えばぽっちゃり型(女性) 34% 110人
合計 100% 324人

※端数は四捨五入

この結果だけ見れば、私の推理は「女性は合っていたが、男性は間違っていた」と言えます。

男女ともに「ぽっちゃり体型」の人が多いという結果になりました。

もちろん、回答数が324票であることや、勤続年数や職歴や事業所形態、元々の体型や体質などの詳細部分まで調べていないので不完全なデータではありますが、ひとつの参考にさせて頂きます。

最後に

今回は、介護職員の男性は細い人が多く、女性は太めの人が多い理由について記事を書きました。

全てに当てはまるわけではないでしょうし、Twitterのアンケート結果は男女ともに「ぽっちゃり型が多い」という結果になりました。

しかし、私の周囲の介護職員や男女のメンタルや体質の違いによって、「男性職員は痩せ型が多く女性職員はぽっちゃり型が多い」というのもあながち間違ってもいないと思っています。

不規則な生活を強いられる介護職員が故に、その男女の体型の変化も顕著ではないでしょうか。

実際、ご自身や皆さんの周りではどうでしょうか?

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