介護職員の特徴

介護職員にストレスを与える「こんな上司は嫌われる5選」

投稿日:2019年10月26日 更新日:

 

介護業界に限らず、上司という存在は部下から疎まれやすいものです。

しかし介護業界では「独特の世界観」を持っている上司が多いため、部下である介護職員はストレスを抱えやすく「上司と合わない」「上司が苦手」「上司が嫌い」という感情を持ちやすい傾向があります。

今回は、介護職員にストレスを与える「こんな上司は嫌われる5選」をご紹介したいと思います。

介護現場のリーダーや上司が部下に舐められる5つの理由

 

 

 

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こんな上司は介護職員から嫌われる5選

 

 

部下に慕われるような上司であれば一番良いのですが、実際は慕われるどころか嫌われている上司の方が多いのではないでしょうか。

その最大の原因は「人間性が普通じゃない」という一言につきます。

人間誰しも完璧ではなく長所や短所があり、価値観の違いはあるものの、介護現場に存在する上司の多くは「偏り方が極端」なのが特徴です。

では早速、介護職員から嫌われる上司5選をご紹介したいと思います。

 

①えこひいきが酷い

部下である介護職員に対するえこひいきが酷い上司は嫌われます。

派閥と言うと大げさですが、「仲良しクラブ」が公私混同で蹂躙し仲良しクラブに属さない介護職員との扱いの格差が激しいことが特徴です。

そうなると仲良しクラブに媚びを売ったりゴマを擦らなければならないような同調圧力が発生してしまいます。

媚びを売らなければ村八分にされる一種の「ムラ社会」です。

対処法などは下記記事に詳しく書いていますのでご参照下さい。

介護現場で上司から「えこひいきされている介護職員」の特徴と対処法

 

 

②ハラスメントが酷い

介護業界はまだまだ排他的な世界なので、上司からのハラスメントが多い職場です。

  • パワハラ
  • セクハラ
  • モラハラ

などが横行しています。

最近は少しずつ表沙汰になってきたり、コンプライアンスの遵守をうるさく言われる社会情勢になってきたために、徐々には改善傾向にはありますが、それでもまだまだ根強く暗躍しています。

男性上司から女性介護職員に対するセクハラはすぐに御用となりますが、女性上司から男性介護職員に対するセクハラは何故か許されてしまうような風潮があるのが特徴的です。

そもそも、「利用者からのハラスメントを容認」している時点で、それも一種のパワハラでありモラハラです。

ハラスメントが酷く、また、容認しているような上司は部下である介護職員にストレスを与え続けていることになるため、嫌われて当然でしょう。

「利用者からのセクハラやパワハラ74%が経験」現役介護士が考える改善策

 

 

③自分のシフトだけ優遇

部下である介護職員には連休や有休をなかなか与えなかったり、無茶苦茶なシフト、例えば「夜勤→明け→日勤→夜勤→明け→休み」のような組み方をしておきながら、自分は連休や有休を取って悠々自適としている上司はすべからく嫌われます。

要は「自分は棚上げ」「自分を特別扱い」「権限の濫用」なわけです。

部下が納得できないことを平然と行ってしまうデリカシーの無さと図々しさが部下にストレスを与えます。

介護施設の「翌月の勤務表の完成」が遅い6つの理由

 

 

④裏表がある

表面上は良い上司を演じていますが、実は裏では別の顔を持っている上司は部下である介護職員から嫌われてしまうでしょう。

誰しも「裏と表」はありますし、そもそも「介護の仕事自体が介護職員を演じるもの」という面があることは否定できません。

しかし、問題なのは「裏の顔がバレてしまっている」という点です。

演じるなら演じ切らねばなりません。

表では「〇〇く~ん」と猫なで声を出していても、裏で「〇〇(呼び捨て)は面倒くさいやつだ」などと愚痴をこぼしているのを聞かれてしまえば「嫌われる上司の出来上がり」です。

もうその後で、どんなに猫なで声を出そうが取り繕おうが信頼関係が築けることはありませんし、信用されることもないでしょう。

裏の顔を持つ介護職員について

 

 

⑤会話が成立しない

会話の主旨を取り違えたり、文章の読解能力が欠如している上司は部下である介護職員から嫌われてしまいます。

何故なら、話にならないからです。

話にならない上司に存在価値はありません。

日本語はわかっても理解ができず、文字は読めても行間が読めず、「何故こんな人が上司なんだろう」と不思議に思うのですが、上司は上司なので仕方がありません。

この場合に注意しなければならないのは、「上司の指示通り動いたら失敗する可能性がある」ということです。

それで失敗した場合に上司が責任を持ってくれればいいのですが、多くの場合はそうなりません。

ですから、会話が成立しないような上司の場合は「上司の指示を鵜呑みにせずに吟味したり検討したり確証を得てから実行に移す」必要があります。

何とも手間が掛かって世話が焼けて面倒くさいことでしょう。

二度手間三度手間となる上に、上司が存在しない方がスムーズに業務が遂行できるような存在であれば、介護職員はストレスが溜まってしまい相手にさえしたくないと思われてしまうことでしょう。

【介護現場のリスク管理】目の前の業務を疑いながら働くことの重要性

 

 

 

最後に

 

今回は、介護職員にストレスを与える「嫌われる上司5選」をご紹介しました。

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」ということわざもあるように、上司という立場になったり人間として熟していく過程において「謙虚さ」というものは非常に大切です。

逆に言えば、一見筋が通っていたり正論に見える人ほど稲穂の中身はスカスカなのかもしれません。

上司が嫌われないために必要なのは「独特の世界観ではなく常識的な判断」なのです。

「こんなリーダーは嫌だ!」介護現場に求められる「リーダーに必要な資質」は〇〇の人

 

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