介護業界の異常性

介護業界は外部研修でも「人間関係がギスギス」していた

投稿日:2019年3月27日 更新日:

 

介護業界に限らず、社外の研修に参加する機会があるかと思います。

私も過去に、介護職員だけでなく、多職種が参加する社外の外部研修に参加したことがあるのですが、その研修で行われた「グループワーク」で介護業界独特の人間関係模様を体験したので、今回はそのことを記事に書きたいと思います。

 

 

 

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グループワークの目的

 

 

研修によくあるのが「グループワーク」です。

何名かでグループを組み、そのグループで様々なワークをしたり発表をしたりします。

研修が修了するまでは「運命共同体」とも言えるグループメンバーと言えます。

私が体験した研修では、6名1グループで共通課題についてグループワークをしました。

グループワークのメンバーで行う具体的な内容としては

  • 話し合う
  • 相談する
  • 意見を出し合う
  • 検討し合う
  • 意見をまとめる
  • ロールプレイをする
  • プレゼンテーション(発表)をする

などになります。

そしてその他にもグループワークの目的として

  • 情報交換をする
  • メンバーの意見を受け入れることで自分を見つめ成長させる
  • メンバー同士で横の繋がりを持つ
  • 仲間づくりをする

ということもひとつのメリットとされています。

グループワークの目的が上記である以上、各々が仲間意識を持って グループの人間関係の構築に努める事が大切です。

ですから、研修手法としては最適なのでしょうが、私は苦手です。

グループワークのように、「初対面の人とグループを組み共通認識を持って何かを進めていく」ということは、自分を成長させるための材料としては最適なのかもしれませんが、もの凄いエネルギーを使うので私のように苦手な人も多いのではないでしょうか。

 

 

 

実際は結構ギスギスしていた

 

 

傍から見れば、どのグループも和気あいあいとしていていた印象があります。

「活発」だとか「大人しい」だとか、それぞれのグループに特徴はあるものの、皆「初対面の大人」なのですから「人間関係が良くないグループ」なんてあるはずがありません。

しかし介護業界のグループワークはひと味もふた味も違いました。

私のグループだけかもしれませんが、結構人間関係がギスギスしていました。

私の隣は、69歳の介護福祉士で訪問介護事業所の経営者でした。

斜め向かいに、看護師の40歳代の女性がいました。

69歳の女性は年配の女性にありがちな話好きな感じの人で、自分の事業所の名刺をメンバーに配り「私もうすぐ70歳なのよ、見えないでしょ?」という話題から始まりお喋りが止まらない様子でした。

40代の女性看護師はクールな感じで、小声でつぶやくように鋭い発言をする人でした。

その二人が合わなかったようで、グループワークの途中に69歳の女性が40代の看護師に向かって

「あなた、そんなツンツンしてたら利用者に好かれないわよ。介護の仕事に向いてないんじゃないの?」

と爆弾を放り投げ出しました。

周りで一部始終を見聞きしていた我々は、

「うわ…」

という表情で固まってしまいました。

しかし40代の看護師も負けてはいませんでした。

「あなたに言われる筋合いはないです!」

と言い返し、お互いが

「ふんっっ!!」

という人間関係が出来上がりました。

そんな二人の険悪な空気の中で、我々グループのメンバーは 「まあまあ…」 となだめつつ、目線を逸らしたりお茶を濁しながらグループワークが進んでいきました。

介護業界の外部研修では、一端の大人の集まりであっても、初対面であっても、このような人間関係が構築されてしまうことは「大変勉強」になりました。

恐ろしい世界です。

 

 

 

結局は介護業界の縮図

 

 

他の業界のグループの雰囲気がどのようか感じなのかはわかりませんが、介護業界のグループワークというのは、結局は介護業界における職場や現場の「人間関係の縮図」と言えるのではないでしょうか。

  • 看護師がヘルパーに冷静にダメ出しする構図
  • おばちゃんヘルパーが看護師に食って掛かる構図
  • 経営者が従業員を頭ごなしに叱責する構図
  • 各々がそれに抗ったり嫌な気持ちで過ごす構図

正に介護現場でよく目にしそうな構図ばかりです。

介護業界においては、外部研修でもこういう人間関係が勃発するのです。

ちなみに、研修最終日に(数日に渡る研修でした)69歳の女性が私にLINEアプリのアドレス交換を迫ってきたのですが、丁重にお断りしました。

他のグループメンバーとも連絡先の交換などはしていません。

こういう場合は「情報交換」や「横の繋がり」を意識して連絡先を交換しておくべきだったのでしょうか。

しかし私には、この「ギスギスした人間関係が異常」に見えてしまい、繋がりを保つ勇気が出ませんでした。

しかし、他のグループも含め連絡先の交換をしていた人もいたので「こういった人間関係も介護業界のスタンダード」なのかもしれません。

 

 

 

最後に

 

今回は「介護業界の外部研修でのグループワークでも人間関係がギスギスしていた」ということについて記事を書きました。

「たまたま私のグループだけが異常だった」と信じたいところですが、意外とあり得る状況なのではないでしょうか。

これは介護業界で働いている「個々の意識とか資質の問題」になってくると思います。

研修に限らず、日常的な業務の中で、このような人間関係が繰り返されているのだとしたら「異常な業界」です。

皆が気持ち良く研修を受けたり、働けるような業界になっていって欲しいと思います。

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