リアル介護現場の実情

介護士は利用者から「先生」と呼ばれる?理由と受け止め方

投稿日:2019年3月14日 更新日:

 

介護施設で生活する入所者の多くは認知症を患っている確率が高いのですが、中には認知症のない「クリア」な入所者や利用者もいます。

特にショートステイや通所系の介護サービスを利用して、在宅生活を継続されている利用者の場合はクリアな利用者も多く存在します。

そういうクリアな利用者の中には、介護職員を呼ぶ時に「先生」と言う敬称で呼ぶ利用者が結構な割合でいます。

正直、私が最初にそう呼ばれた時は戸惑ってしまったのも事実です。

介護職員は何故、利用者から「先生」と呼ばれる(こともある)のでしょうか。

そして、介護職員としてはどう受け止めればいいのでしょうか。

今回は「介護職員は利用者から「先生」と呼ばれる(こともある)理由と受け止め方」について記事を書きたいと思います。

 

 

 

(スポンサーリンク)

「先生」とは?

 

まず先に「先生」についての定義を調べてみます。

先生(せんせい)とは、日本語の敬称の一つである。

使用例

一般的に先生という敬称が使われるのは以下のようなケースがある。

  • 教育機関、あるいはにおいて、学問を教える者のこと。教員の呼び方である。
  • 医師に対する敬称。患者や看護師が使用する。
  • 士業に就く者に対する敬称。
  • 政治家に対する敬称。主に秘書などの関係者や、政治家自身が目上の政治家に対して使用する。
  • 自営業企業経営者、あるいは私的に結ばれた師弟関係の中で、師匠に当たる人物を敬称することもある。
  • 漫画家小説家に対して、アシスタントや編集者が使用する敬称。転じて読者が使用することもある。

【引用元】ウィキペディア

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%88%E7%94%9F

 

一般的に「先生」と呼ばれている人は

・学校等の教師

・医師

・弁護士

・政治家

・達人

などの社会的地位が高かったり熟練した巧みの知識や経験や技術を持っている人が多い印象です。

介護職員は利用者から、上記のようなそうそうたるステータスの人達と同じ敬称で「先生」と呼ばれることもあります。

 

 

 

何故、介護職員を「先生」と呼ぶ?

 

明らかに我々よりも人生の先輩である利用者は何故、介護職員を呼ぶ時に「先生」と呼ぶのでしょうか。

「お世話になっているのだから」「先生と呼んでおけば気分を害することもないだろう」「名前がわからないからとりあえず」等、理由は色々あるのでしょうが、高齢者の中には未だに「寮母と寮生」という考え方があるように感じます。

つまり、

「介護施設が寮」

「介護職員が寮母」

「利用者が寮生」

という認識になります。

確かに昔は介護職員は「寮母さん」と呼ばれていた時代もあり、未だに介護スタッフの詰所を「寮母室」と呼んでいます。

「寮母=先生」というのはあまり結びつかないかもしれませんが、「自分が寮生という名の生徒」である以上、身の回りのお世話をしたりレクリエーションや体操を提供する「介護士は先生だ」という認識を持っていると思われます。

 

 

 

「先生」と呼ばれた場合、どう受け止める?

 

「先生」と呼ばれて悪い気がしない反面、面映ゆかったり、照れ臭かったり、きまりが悪い思いで謙遜してしまう介護職員もいらっしゃるかもしれません。

「自分は先生なんかじゃない」

「そんなに偉い人間じゃない」

「そんなに高尚な仕事じゃない」

と感じてしまうかもしれません。

だからと言って、毎回「私は先生なんかじゃないので、先生と呼ばないで下さい」などと説明するのもキリがないですし、余計にばつが悪いものになってしまう可能性もあります。

そもそも利用者だってそんなに深い意味で「先生」と言っているわけでもないでしょうし、呼び方が「先生」だからって過剰に反応してしまう必要もないと思っています。

中には介護職員のことを「おい」とか「お前」とか「にいちゃん(ねえちゃん)」と呼ぶ利用者も存在するわけで、それが「先生」になっただけではないでしょうか。

「先生」の定義の中にも「士業に就く者に対する敬称」というのも書いてありましたが、確かに私は「介護福祉士」なので士業に当たります。

「利用者本位」という高尚な方針もあることですし、利用者が呼びたいように呼んで、それをそのまま受け止めておけば良いのではないかと思います。

 

 

 

最後に

 

今回は、介護職員が利用者から「先生」と呼ばれることについて考察しました。

「利用者にしてみれば特に深い意味はない」

「定義から見れば介護福祉士は先生でもある」

「利用者にとって深い意味があったとしてもそのまま受け止めれば良い」

という結論になりますが、

「介護士の社会的地位や身分や待遇が低い」と嘆いているのに「呼び方だけ社会的地位が上がったら謙遜したり否定する」

というのも矛盾を感じます。

今後もっと「介護福祉士の価値や評価」が上がっていき、自他ともに認め中身の伴った資格になっていって欲しいと思います。

アドセンス

(スポンサーリンク)

アドセンス

(スポンサーリンク)

ランキングバナー

最後まで読んで頂きありがとうございました!

ブログランキングに参加しています。
記事が「まぁ良かったんじゃない?」「また読みに来てあげてもいいよ」と思って頂けましたら是非、応援&シェアを宜しくお願いします^^

記事更新のモチベーションが上がります。

にほんブログ村 介護ブログ 介護職へ
にほんブログ村


介護職員ランキング

楽天ウェジェット

【PR】


かいご畑アフィリ




【働きながら無料で資格取得できる制度のご紹介】



★介護職員初任者研修
★介護職員実務者研修
★介護福祉士国家資格受験対策講座(短期集中講座)

などの講座を「働きながら」「無料」で受講することができるのが「キャリアアップ応援制度」です。

【こんな人におすすめ!】

★介護のお仕事が初めての方
★無資格で働きながら、資格取得をしたい方
★ブランクがあり、介護の仕事復帰を考えている方
★すでに介護職として就業していて転職したいと考えている方
★経験や資格があり、好条件で転職をしたい方
★30秒で登録してすぐに利用開始したい方

>>>働きながら無料で資格取得できる「かいご畑」はこちら



おすすめ記事5選

1

  どの業界にも、大なり小なり「新人いじめ」「新人いびり」が存在するかとは思いますが、介護業界は特にそういった「新人へのつらい仕打ち」が深刻化しています。 人材不足が深刻な業界なのに、何故、 ...

2

  前回の記事で、「言いたいことが言えない介護職員の5つの特徴と原因」についてご紹介しましたが、今回はその続きで「改善方法や解決方法」についてご紹介したいと思います。 解決方法は大きく分けて ...

3

  今まで何度か発信してきていますが、給料(収入)は年収で考えることが重要です。 例えば、 「特定処遇改善加算手当で月2万円アップしました!」 「月給30万円の求人募集があります!」 という ...

4

  介護業界で働く多くの人は「介護保険制度下の事業所」だと思います。 介護保険制度下では、財源が乏しく、現状で「最低の待遇で最高のサービスを求められる異常な実情」については下記記事で書きまし ...

5

  以前、自分の職業を聞かれた時に「介護士です」と言いたくない理由について記事を書きました。 【1分で読める】職業を聞かれた時に「介護士です」と言いたくない理由「恥ずかしいから?」 これには ...

-リアル介護現場の実情
-, , ,

Copyright© 介護職員Aのひとりごと , 2020 All Rights Reserved Powered by STINGER.