「介護職員を辞めたい」と思った時に「辞めたい理由」を煮詰めないのも自己防衛

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介護職員として働き続けていると

「介護職員を辞めたい」

「今の会社を辞めて転職したい」

という気持ちが沸々と煮えたぎってくる時があることは痛いほど良くわかります。

実際、私も何度も「辞めたい」と思うことがありました。

そんな時にやりがちなのは「辞めたい理由」を自分の中でとことん正当化し、益々煮詰めていきボルテージを上げていくことです。

「自分は間違っていない」という確認作業は大切なことですが、毎日のように感情を煮えたぎらせていると「仕事どころではない」上に、精神衛生上も良い状態とは言えません

今回は、「辞めたい」という感情が沸き起こってきた時に、「それ以上辞めたい理由を煮詰めずに自分を守っていくことが大切」ということについて記事に書きたいと思います。

辞めても良いと思われる事例

「辞めたい」と思ってもそれ以上理由を探さずに自分を守って働きましょう、ということを書く前に、例外的に「こんな場合はさっさと辞めましょう」というものをご紹介しておきたいと思います。

①今より良い職場が見つかった

おめでとうございます!

既に今より良い職場に内定をもらっている場合は、自分にストレスしか与えてこない今の会社でいつまでも我慢する必要はありません。

さっさと辞めてしまいましょう。

②働かなくても生活できるようになった

おめでとうございます!

結婚して配偶者の扶養に入り養って貰える場合や、宝くじ1等が当選し一攫千金を得た場合や、不労所得やネット収入などで生活していけるレベルまで達した場合等、とにかくストレスを溜め込み苦しみながら介護職員を続けていく必要がなくなった場合は、さっさと辞めましょう。

③非人道的な扱いを受けている

介護現場の環境や上司の対応は「権利侵害や人権侵害」がスタンダードですが、その中でも好き嫌いだとか合う合わないで、更にひどい扱いを受ける職員もいます。

毎日のように揚げ足を取られたり吊るし上げられたりすることは日常茶飯事です。

毎日のように人権を侵害されてまで続ける必要はありません。

さっさと辞めましょう。

④心の折れる音が聞こえた

毎日なんとか心が折れそうな状況を必死に耐えている中で「ボキン」と心が折れる音が聞こえることがあります。

精神を病んでしまう可能性が高い状態なので、それ以上頑張る必要はありません。

さっさと辞めてしまいましょう。

「辞めたい理由」を探すデメリット

上記例外に該当する場合は、我慢して働き続ける必要はありません。

介護業界にはそういう事業所が多いのも特徴です。

「そこまでひどい状況ではない」という場合は、「辞める理由」を考えれば考えるほど自分を追い詰めることになり出勤することさえイヤになってきてしまう上に、自分に良くない結果をもたらす場合があるので注意が必要です。

デメリット①「やる気がなくなる」

自分を追い詰めていくと「やる気」がなくなります。

やる気が無くなればモチベーションが保てず良い仕事ができません。

良い仕事ができないばかりか、思わぬミスや事故を発生させてしまう可能性が高くなります。

デメリット②「注意や指導を受けることが増える」

やる気がない状態で働いていると、同僚や上司から注意されたり指導を受けたりする機会が増えます。

それが余計にストレスになり、辞めたい気持ちに拍車が掛かってきます。

誰も得をしない状況です。

デメリット③「孤立する」

やる気がなくなりミスや事故を多発させていると誰も自分をかばってくれる人がいなくなります。

周りが全員敵に見えるようになり、職場内で孤立してしまいます。

介護はチームケアなので、孤立してしまう職員がいると困るのですが、ここまでくると「そんな状況でも自分の中ではほとんど気にならない」かもしれません。

しかし、仕事としての「評価」はさておき、あなたの「人間としての評価」が下がります。

人間性を疑われてしまうのです。

「辞めて転職をする場合」のデメリット

自分を追い詰めていき「晴れて退職し転職」することになったとしても、喜ばしいことばかりではありません。

デメリットがあることも知っておく必要があります。

デメリット①「結局は似たような環境の可能性」

介護業界の事業所はどこも似たり寄ったりではないでしょうか。

「隣の芝は青く見える」ということわざがありますが、実際に転職してみると「前の職場と大差がない」ということもあり得ます。

ひょっとしたら、「前の職場より劣悪だった」ということになってしまうかもしれません。

同じようなストレスを抱え、同じように転職を繰り返すのはナンセンスです。

デメリット②「人間関係がゼロからスタート」

人間関係に疲れて「リセット」を求めていたので転職したのでしょうが、「ゼロからスタート」もなかなかストレスを感じます。

一番新人からのスタートですし、そこからどういう人間関係を構築していくかは、結局は自分の手腕に掛かっています。

ゼロスタートからの人間関係の構築はなかなかエネルギーを使いますし、仕事も1から覚えなければならないので、当面は過酷な日々が待ち受けているのではないでしょうか。

同じことを繰り返しているようでは、どこに転職しても大差はありません。

デメリット③「退職金がリセット」

退職金制度がある事業所を選ぶのは絶対条件ですが、退職金制度は勤続年数によって支給額が上がっていくものなので、転職をしてしまうと勤続年数がリセットされ、ゼロからのスタートになります。

支給条件として「勤続1年~3年以上」としている事業所が多いので、ゼロスタートとなればなかなかつらいものがあります。

デメリット④「待遇がリセット」

3か月程度は試用期間として勤務することになるかと思います。

要はその期間は「パート」「非常勤」扱いです。

賞与の対象にならない場合も多いでしょう。

3か月経過後に正職員として登用されたとして、やっとそこからがスタートです。

直近の賞与では満額支給されないでしょうし、年収が下がってしまうことを覚悟しなければなりません。

最後に

今回は「辞めたいと思った時に理由を煮詰めない自己防衛法」について記事を書きました。

「辞めたい」「転職したい」と考えた場合、その先にある「デメリット」についても考えておく必要があります。

「辞めたい理由」を煮詰めていっても、事前に自分の中でデメリットを払拭しておかないと良い結果に結びつきません。

デメリットが払拭できない場合、「辞める理由を煮詰めない」ということが自分を守るひとつの方法になるのではないでしょうか。

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