介護業界は外部研修でも「人間関係がギスギス」していた

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介護業界に限らず、社外の研修に参加する機会があるかと思います。

私も過去に、介護職員だけでなく、多職種が参加する社外の外部研修に参加したことがあるのですが、その研修で行われた「グループワーク」で介護業界独特の人間関係模様を体験したので、今回はそのことを記事に書きたいと思います。

グループワークの目的

研修によくあるのが「グループワーク」です。

何名かでグループを組み、そのグループで様々なワークをしたり発表をしたりします。

研修が修了するまでは「運命共同体」とも言えるグループメンバーと言えます。

私が体験した研修では、6名1グループで共通課題についてグループワークをしました。

グループワークのメンバーで行う具体的な内容としては

  • 話し合う
  • 相談する
  • 意見を出し合う
  • 検討し合う
  • 意見をまとめる
  • ロールプレイをする
  • プレゼンテーション(発表)をする

などになります。

そしてその他にもグループワークの目的として

  • 情報交換をする
  • メンバーの意見を受け入れることで自分を見つめ成長させる
  • メンバー同士で横の繋がりを持つ
  • 仲間づくりをする

ということもひとつのメリットとされています。

グループワークの目的が上記である以上、各々が仲間意識を持って グループの人間関係の構築に努める事が大切です。

ですから、研修手法としては最適なのでしょうが、私は苦手です。

グループワークのように、「初対面の人とグループを組み共通認識を持って何かを進めていく」ということは、自分を成長させるための材料としては最適なのかもしれませんが、もの凄いエネルギーを使うので私のように苦手な人も多いのではないでしょうか。

実際は結構ギスギスしていた

傍から見れば、どのグループも和気あいあいとしていていた印象があります。

「活発」だとか「大人しい」だとか、それぞれのグループに特徴はあるものの、皆「初対面の大人」なのですから「人間関係が良くないグループ」なんてあるはずがありません。

しかし介護業界のグループワークはひと味もふた味も違いました。

私のグループだけかもしれませんが、結構人間関係がギスギスしていました。

私の隣は、69歳の介護福祉士で訪問介護事業所の経営者でした。

斜め向かいに、看護師の40歳代の女性がいました。

69歳の女性は年配の女性にありがちな話好きな感じの人で、自分の事業所の名刺をメンバーに配り「私もうすぐ70歳なのよ、見えないでしょ?」という話題から始まりお喋りが止まらない様子でした。

40代の女性看護師はクールな感じで、小声でつぶやくように鋭い発言をする人でした。

その二人が合わなかったようで、グループワークの途中に69歳の女性が40代の看護師に向かって

「あなた、そんなツンツンしてたら利用者に好かれないわよ。介護の仕事に向いてないんじゃないの?」

と爆弾を放り投げ出しました。

周りで一部始終を見聞きしていた我々は、

「うわ…」

という表情で固まってしまいました。

しかし40代の看護師も負けてはいませんでした。

「あなたに言われる筋合いはないです!」

と言い返し、お互いが

「ふんっっ!!」

という人間関係が出来上がりました。

そんな二人の険悪な空気の中で、我々グループのメンバーは 「まあまあ…」 となだめつつ、目線を逸らしたりお茶を濁しながらグループワークが進んでいきました。

介護業界の外部研修では、一端の大人の集まりであっても、初対面であっても、このような人間関係が構築されてしまうことは「大変勉強」になりました。

恐ろしい世界です。

結局は介護業界の縮図

他の業界のグループの雰囲気がどのようか感じなのかはわかりませんが、介護業界のグループワークというのは、結局は介護業界における職場や現場の「人間関係の縮図」と言えるのではないでしょうか。

  • 看護師がヘルパーに冷静にダメ出しする構図
  • おばちゃんヘルパーが看護師に食って掛かる構図
  • 経営者が従業員を頭ごなしに叱責する構図
  • 各々がそれに抗ったり嫌な気持ちで過ごす構図

正に介護現場でよく目にしそうな構図ばかりです。

介護業界においては、外部研修でもこういう人間関係が勃発するのです。

ちなみに、研修最終日に(数日に渡る研修でした)69歳の女性が私にLINEアプリのアドレス交換を迫ってきたのですが、丁重にお断りしました。

他のグループメンバーとも連絡先の交換などはしていません。

こういう場合は「情報交換」や「横の繋がり」を意識して連絡先を交換しておくべきだったのでしょうか。

しかし私には、この「ギスギスした人間関係が異常」に見えてしまい、繋がりを保つ勇気が出ませんでした。

しかし、他のグループも含め連絡先の交換をしていた人もいたので「こういった人間関係も介護業界のスタンダード」なのかもしれません。

最後に

今回は「介護業界の外部研修でのグループワークでも人間関係がギスギスしていた」ということについて記事を書きました。

「たまたま私のグループだけが異常だった」と信じたいところですが、意外とあり得る状況なのではないでしょうか。

これは介護業界で働いている「個々の意識とか資質の問題」になってくると思います。

研修に限らず、日常的な業務の中で、このような人間関係が繰り返されているのだとしたら「異常な業界」です。

皆が気持ち良く研修を受けたり、働けるような業界になっていって欲しいと思います。

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コメント

  1. かず より:

    仕事でも研修でも和気藹々な環境でやるのが一番ですね。ホントぎすぎすしてたら良いこと何もないですから。
    喀痰吸引等は人命に関わる事ですから手順も多いんですよね、だから緊張してしまいますよね。

  2. かず より:

    逆に去年行った喀痰吸引等の研修は参加者と講師も和気藹々でしたね。大変でしたが実のある研修で久しぶりに勉強に撃ち込めました。あとお恥ずかしい話ですが人形使った練習で緊張してグタグタだった僕に講師が職場に電話してきて『看護師さんに付いてもらって利用者で練習させてください、多分現場でやったほうがスムーズに行きますよ、そうしたら演習でもうまくいきますよ』と施設長に言ってくれてその通りにしたらホントスムーズにいきました。最後の演習の日も頑張ったね!って声かけてくれました。
    講師と参加者が和気藹々だとほうがやる気が出ますね。ただ、研修や自宅での勉強で根詰めすぎてそのあと逆流性食道炎になりました(T_T)

    • アバター画像 介護職員A より:

      >かずさん

      返信ありがとうございます^^

      ギスギスしてても何もいいことなんてありませんものね。
      うちでは喀痰吸引等研修は看護師指導のもと実際に利用者に実施することが必須になっていますね。

      確かに覚えることが沢山ありますし手順も決まっていますから緊張は半端ないですね。

  3. かず より:

    いぜん認知症実践者研修に行った時
    研修指導者資格持っていて講師のサポートしていた介護士がいましたがグループワークの時色々なグループをまわってけなしまくってるんですよ。上から目線で私はあなたたちとは違うんだと態度にでまくりでした。おかげでかなりぎすぎすしてましたね。その介護士自分働いている施設でもそんな態度なのかなと思いました。

    • アバター画像 介護職員A より:

      >かずさん

      こんにちは~
      コメントありがとうございます^^

      研修でもマウンティングとか性格の悪さが出てしまう人がいるとギスギスしますよね。
      たぶん、職場でも普段でもそういう態度なのでしょうね。