介護業界の異常性

感謝を強要される介護施設の真実

投稿日:

 

介護や福祉において「感謝」という精神論がよく出てきます。

例えば、

「ありがとうという言葉が最高の対価」

「常に感謝の心を持って介護をしよう」

「感謝をされるやりがいのある仕事」

などになります。

こういった「感謝」を前面に押し出してくる風潮は、表面上はポジティブな印象がありますが、実質的に、

  • やりがい搾取
  • 対価は感謝の言葉ではなくお金であることを覆い隠そうとするメッキ
  • 給料が安くても仕方が無いという刷り込みや洗脳
  • 感謝の押し売り

などといった「ネガティブな側面」も有している点には注意が必要です。

今回は、感謝を強要される介護施設の真実について記事を書きたいと思います。

※尚、この記事は私の体験談や見聞きした内容に基づいて書いていますので、全ての介護施設に該当するわけではありません。

 

 

 

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感謝を強要される介護施設の真実

 

 

「感謝を強要される」ということは、つまり「感謝の押し売り」です。

何事にも謙虚さや感謝の心は必要だとは思いますが、強要されたり押し売りをされる場合は気持ちがいいものではありません。

むしろ、不快感や嫌悪感を抱いてしまうことでしょう。

以下で感謝を強要される介護施設の真実をご紹介していきたいと思います。

 

感謝を強要されるパターン

介護職員として働いていると、様々なパターンで感謝を求められます。

 

①働かせてもらっていることに感謝

何故か未だに「働かせて貰えるだけありがたいと思え」というようなことを言う事業所があるようです。

いや確かに仕事があるということはありがたいことではありますが、わざわざそういう感謝の押し売りをされると不快感や違和感を覚えてしまいます。

労働者をまるで「奴隷」か「下民」のように思っている心理の表れとも言えるでしょう。

感謝を強要することで悦に入っているのかもしれません。

そして、そういう介護施設は十中八九、人員不足です。

「働かせてやっていることに感謝しろ」と言うよりも、「働いてくれてありがとう」と言い換えることで印象が全く違ってきます。

感謝の心が本当に必要なのは経営者の方なのではないでしょうか。

頭を垂れない稲穂は中身が無く、無能さを自ら教えてくれているのかもしれません。

介護業界に存在する「実っても頭を垂れない稲穂たち」職場環境や人間関係が劣悪に

 

②給料が貰えることに感謝

何故か未だに「給料が貰えるだけありがたいと思え」というようなことを言う事業所もあるようです。

そういう感謝の押し売りをする心理としては、

  • 介護の仕事は奉仕の延長なのだから給料が発生するだけでも感謝しろ
  • 介護職員は薄給で当たり前
  • 本当は1円も払いたくない
  • 給料を支払っているという尊大な権利者意識

などがあるものと思われます。

介護の仕事を奉仕色が強いものとして認識してしまっている時代錯誤の経営者には、「給料は労働の対価」という現実が理解できないようです。

確かに給料を頂けることはありがたいことではありますが、片手落ちの尊大な権利者意識が暴走し感謝を強要されてまで働きたいとは思いません。

こういう経営者や介護施設にありがちな特徴として、「給与明細書の渡し方にも独特の因習がある」ということが挙げられます。

つまり、「可能な限り感謝を押し売りして異常にもったいつけたやり方」をするのです。

給与明細書の渡し方の因習については、下記記事にまとめていますのでチェックしてみて下さい。

こんな給与明細の渡し方をしている介護事業所はヤバい5選

 

 

③福利厚生に感謝

何故か未だに「社会保険を含めた福利厚生に対して過剰に感謝を押し売りする事業所」もあるようです。

例えば、

  • 各種社会保険
  • 住宅や家賃補助
  • 共済会

などのお金は会社と折半(厳密にはちょうど半分ずつではありませんが)だったり、会社が一部又は全額を負担することになります。

「会社がお金を負担している」という点だけをとらまえて、感謝を強要されるのです。

「給料を貰えるだけありがたいと思え」の延長になりますが、具体例で言えば、一定の加入年数や資格取得などのタイミングで共済会から物や寸志が貰えるのですが、その商品やお金を受け取った際に「何故か経営者に感謝の意を述べることを強要される」という因習がある介護施設もあるようです。

「商品やお金をくれたのは共済会なのに、何故経営者にお礼を言わなくてはならないのだろう」と不思議に思いますが、そこには、

  • 共済会の掛け金は会社も払っているという異常な権利者意識
  • とにかく感謝を押し売りしたい異常な欲求
  • この介護施設で働いているから貰えたのだという謎の特別感の押し売り

などの心理があるものと考えられます。

確かにどういう状況であれ、謙虚さや感謝の心を持つことは大切ですが、「強要してまで感謝されたい心理」は理解に苦しみます。

そもそも、福利厚生は会社にも金銭的な負担があるシステムなのですから、感謝を強要する根拠を「会社がお金を負担しているから」ということにしてしまうこと自体がおかしいのです。

業務負担だけにとどまらずシステムや制度のしわ寄せまで介護職員にされるのが介護施設の真実になります。

 

 

 

最後に

 

今回は、感謝を強要される介護施設の真実について記事を書きました。

記事中に書いた内容はひょっとしたら私の周りだけの話であって特殊な例になるのかもしれませんが、そういう介護施設があるのは間違いありません。

そして、「介護施設の感謝の押し売り」に共通していたのが、「時代錯誤」であり「殆どがお金に関すること」であったのが特徴的です。

感謝をすることは悪いことではありませんが、本当に感謝の心が必要なのは、「感謝の心を忘れてしまった傲慢な人」つまり「感謝を強要する人」ではないでしょうか。

そもそも、どんなことであれ「強要」や「押し売り」に良いものなどありません。

「介護や福祉には感謝の心が大切だ」と念仏のように唱えるのはいいですが、それが強要や押し売りになっていないかを今一度考えてみることが必要なのではないでしょうか。

 

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