新人介護職員は思い悩んだ時に「誰を信用して誰に相談」すればいいのか

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

私が新人として介護職員になった時、世間一般の常識や今まで培ってきた経験が通用せず、思い悩んだことがありました。

  • 挨拶をしても返してもらえない
  • よくわからないことで怒られる
  • 怒られるというか嫌味を言われる
  • 職員によって指示や対応が違う

などなど、悩みは尽きませんでした。

また、教えられる事もバラバラで、人によってその内容ややり方が違っていたので、「一体誰を信用して誰に相談すればいいのか」さえわからない状態でした。

今回は、同じように思い悩んでいる「新人職員」に向けて、思い悩んだ時に「誰を信用して誰に相談すればいいのか」ということについて記事を書きたいと思います。

どの業界にも、大なり小なり「新人いじめ」「新人いびり」が存在するかとは思いますが、介護業界は特にそういった「新人へのつらい仕打ち」が...

誰を信用して誰に相談すればいいのか

新人の頃は、どの職員がどんな人間性でどんな性格なのかもイマイチわかっていないので、まずは「誰が信用できる人間なのか」ということを観察して「常識のある人」を見極める必要があります。

では、具体的にどういう人を信用して相談すればいいのでしょうか。

△上司

通常、こういう場合は上司に相談するべきなのでしょうが、介護業界は「悩みの種が上司そのものにある」ことが多く、まさか新人職員が当事者である上司に直接相談するということは出来ません。

仮に相談したところで

「そういうものだ」

「それがここのやり方だ」

などと言いくるめられて終わりです。

悩みの種になっている上司よりも更に上席の上司に相談することで解決することもありますが、そうなると「管理者」や「施設長クラス」の人になってしまうことがあり、勇気を出して言いに行っても

「現場のことはリーダーや主任に言いなさい」

「組織なんだから直接言いに来ずに段階を踏んで相談しなさい」

などと言われて軽くあしらわれてしまい、余計に思い詰めてしまう可能性があります。

×キラキラしている職員

では、いつもキラキラしていて利用者のために精一杯介護をしている職員に相談をしてみるという考えはどうでしょうか。

  • 性格が良さげ
  • やる気に満ち溢れている
  • 前向き

というように見えるので相談しやすいかもしれません。

しかし、それも間違いです。

何故なら、キラキラ職員は介護業界にどっぷり浸かっていて

  • 自己犠牲こそ介護
  • キラキラしている自分が大好き
  • 救世主妄想に侵されている

というタイプの人間です。

「もっと自己犠牲を払わないからだ」

「利用者のことだけを考えていれば不平不満は出ないはずだ」

などと言われるのがオチでしょう。

ちなみに私も新人の頃、こういう考え方の人に相談をしてみましたが、

「利用者に「ありがとう」と言って貰えるだけで幸せじゃないか」

「日々、勉強させてもらってるんだから働かせてもらっているだけでありがたいじゃないか」

というような事を言われ「ゲエ」が出そうになりました。

全く「的を得ていない」のです。

「キラキラ系介護士」とはなんなのか、どういう介護士のことを指すのかは、以前の記事で書きました。 同僚や後輩や部下にとっ...

△文句や愚痴が多い職員

常に会社に対して不平不満を言っている職員はどうでしょうか。

この場合、あなたの相談をとても親身になって聞いてくれるか、全くスルーされるかのどちらかです。

会社の悪い部分に対しての愚痴や文句が的を得ていれば「本質が見えている職員」ですし、ただの陰口レベルであれば「性格がゆがんだ職員」であると言えます。

つまり、結構極端なタイプが多いので、「現実が見えているタイプ」の職員に相談すれば、悩みが解決することもありますが、「ただの悪口レベルの愚痴」を言っている職員に相談すると、あまり得るものがありません。

見極めの難しさがあるので、文句や愚痴が多い職員に相談することは(△)としておきます。

「理想は高い方が良い」というのは、世間一般でも周知の通りです。 介護現場でも「理想」と「現実」があります。 介護現場にお...

〇普通の職員

「普通」の定義が問題ですが、要は一般常識を持った介護業界に浸かりきっていない職員のことです。

そういう「普通の職員」がいれば、迷わず相談してみましょう。

きっと、自分と同じように思い悩みながら働いてきた職員です。

的を得た的確なアドバイスが貰えるはずです。

しかし、残念なお知らせがあります。

介護業界ではそういう「普通の職員」は絶滅危惧種となりつつあります。

自分が今まで培ってきた常識と介護業界の常識のズレや乖離に、今も尚、思い悩み続けている一人になるからです。

世間一般の人から見た介護従事者のイメージは 性格が優しい 献身的 という印象を持っている人が多いのではないでし...

△インターネット

これだけインターネットが普及してきましたので、「TwitterなどのSNSや介護系のサイト」などで同じ介護職員の同士と知り合う機会も増えました。

そこで情報交換をしたり、相談をしたりすることも可能です。

「信用できるか」という点は未知数になってしまいますが、上手く活用できたら心強いはずです。

匿名でも相談できる点がメリットでもありデメリットとなります。

最後に

今回は、「新人介護職員が思い悩んだ時に、一体誰を信用して誰に相談すればいいのか」ということについて記事を書きました。

もちろん、相談したい内容によって人を選定する必要がありますが、「そもそも信用できて相談できそうな人があまりいない」というのも現実です。

同期入社の職員が居れば、お互い話もしやすいでしょうし、同じ悩みを持ちやすいので「お互いが良き相談相手」になることも珍しくありません。

しかし、暫くすると同期が辞めていってしまったり、そもそも同期が存在しない人にとっては「相談相手がいない」状態になります。

「的を得た適切なアドバイスができない事業所は離職率が高い」と言えるのではないでしょうか。

私が一番おすすめしているエージェントの介護ワーカーさんでまずは仕事探しの登録だけでもされてみてはいかがでしょうか。もちろん、全て無料ですし、良い職場が見つかるはずです。

>>>3年連続楽天リサーチNo1の支持率【介護転職なら介護ワーカー】

最後まで読んで頂きありがとうございました!

ブログランキングに参加しています。

記事が「まぁ良かったんじゃない?」「また読みに来てあげてもいいよ」と思って頂けましたら是非、応援&シェアを宜しくお願いします^^

記事更新のモチベーションが上がります。

にほんブログ村 介護ブログ 介護職へ
にほんブログ村


介護職員ランキング

楽天ウェジェット
【広告】


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

かいご畑アフィリ



※広告
【働きながら無料で資格取得できる制度のご紹介】



★介護職員初任者研修
★介護職員実務者研修
★介護福祉士国家資格受験対策講座(短期集中講座)

などの講座を「働きながら」「無料」で受講することができるのが「キャリアアップ応援制度」です。

【こんな人におすすめ!】

★介護のお仕事が初めての方
★無資格で働きながら、資格取得をしたい方
★ブランクがあり、介護の仕事復帰を考えている方
★すでに介護職として就業していて転職したいと考えている方
★経験や資格があり、好条件で転職をしたい方
★30秒で登録してすぐに利用開始したい方

>>>働きながら無料で資格取得できる「かいご畑」はこちら



コメント

  1. かず より:

    今の職場に出戻りした時、施設長とケアマネ兼相談員に何かあったら相談してねと言われましたが信用していません。
    相談しても曖昧にするか、注意する人と注意しない人を分けますから。
    介護主任はもっと信用できませんね。
    仕事は大変なのは他人任せで好き嫌い激しいし、いつもケアマネ兼相談員とこそこそ話、そんな介護主任に施設は一言も注意できません。おかげで何人も辞めているそうです。介護主任はそんなのどこふく風で陰では気に入らない職員は退職に追い込んでやるって言ってたそうです。出戻ったけど長くいる職場ではないなと思いました。
    ホントに信用している職員はいませんね。今の職場では。介護主任のせいで何人も辞めてます。
    上司が辛いこと悩んでいることをきちんと聞いて対応してくれないといずれは職員いなくなって潰れますね。
    昔いたときは人間関係良かったんですが
    ね、今の職場…。話がずれてすいません。

    • アバター画像 介護職員A より:

      >かずさん

      こんにちは~
      コメントありがとうございます^^

      まぁ本当の意味で職場内に信用ができる人など存在していなくて、誰かを信用する必要もないのかもしれませんね。
      しかし、新人職員にとっては右も左もわからず心細いことも多いでしょうから、フォローできるような体制やマトモな対応をしてくれる人が存在すれば、もっと働きやすい職場になるでしょうね。

      • かず より:

        ホントそれが大切だと思います。新人がはいりやすい環境を作るのが大切ですね。
        自分も色々な所で働きましたが放置プレイされた所もあります。そんな所は自分がいくら一生懸命やっても空回りして馴染めなかったですから。
        自分は新人にはなるべく話かけるようにしてますね。嫌な思いさせたくないですから。

        • アバター画像 介護職員A より:

          >かずさん

          返信ありがとうございます^^

          そうですね。
          新人を仲間と見るか異物と見るかの違いですが、排他的な事業所では異物として見てしまっていることが往々にしてあるのではないかと思っています。