介護支援専門員(ケアマネジャー)

ケアマネ業務をするつもりはないけどケアマネ資格を取ることの3つのメリット

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介護職員として働いていて介護支援専門員資格(以下、ケアマネ資格)を取得するためには、介護福祉士資格を取得した後にケアマネ試験に臨むのが一般的かと思います。

かと言って、「介護福祉士(介護業務)」と「ケアマネ(ケアマネジメント業務)」は別の業務であり、決して「介護福祉士の上位互換がケアマネではない」ということには注意が必要です(下記記事参照)。

介護支援専門員(ケアマネジャー)は介護福祉士の上位互換ではない理由

介護福祉士とケアマネは業務内容も職業倫理も違うという前提で、同じ介護現場という土俵の上で多職種協働をしていくことが求められているわけです。

ということは、ケアマネ業務をするつもりがない場合、ケアマネ資格を取得してもあまり意味がないようにも思えてしまいます。

確かに、ケアマネ資格は公的資格(国家資格ではない)であり、5年に1回更新をしなければなりません。

その更新をする際には、膨大な時間の研修と結構お高い受講料が掛かります(試験合格後にも研修を修了しなければ資格者を名乗れずケアマネ業務もできません)。

となると、ケアマネ業務をする気がない場合、資格を持っているだけで更新研修やそれに掛かる時間やお金が手枷足枷になりデメリットを感じてしまう余地があるのも事実です(下記記事参照)。

ケアマネ試験の「受験者数が激減した5つの理由」と「合格率が低迷している3つの理由」

しかし、何事にも言えますが、デメリットがあればメリットもあるのです。

かく言う私も、ケアマネ試験に合格しケアマネ資格を持っているわけですが、少なからずメリットもあると感じています。

今回は、ケアマネ業務をするつもりはないけどケアマネ資格を取ることの3つのメリットをご紹介したいと思います。

 

 

 

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ケアマネ業務をするつもりがなくてもケアマネ資格を取得することの3つのメリット

 

 

「今すぐにはケアマネ業務をするつもりはないけど、ケアマネ資格を取っておくことにどんなメリットがあるのだろう?」と疑問に思われている人のために、個人的に感じているメリットを3つご紹介していきたいと思います。

 

メリット①:介護保険制度に詳しくなる

ケアマネ資格を取得するためには、ケアマネ試験に合格しなければならないのですから勉強しなければなりません。

ケアマネ試験の勉強をすると、介護職員の時には知らなかった情報や介護保険制度について学ぶことができます。

また、介護報酬改定も3年に1度行われるために、「どこがどう変わったのか」ということにも興味が出てきますし、仮にケアマネ業務をしない場合であっても「知識や情報の理解が自分の血となり肉となり介護業務に活かせる」ということがメリットになります。

「介護職員は介護業務のプロなんだから介護保険制度や歴史や法令関係は二の次三の次で心の籠った介護をしよう」という感情論を言う人もいますが、「多角的な視点で介護を実践していくためには制度や歴史や関係法令を知っておくことが重要」だと思っています。

感情論や偏った価値観を持つ上司にも、理論的に根拠を持って説明することが可能になります。

赤信号を無視して進み「赤が止まれという意味だなんて知りませんでした」という無知や詭弁が通用しないのと同じなのです。

法律は「弱い者の味方では無く知っている者の味方」なのです

 

メリット②:ケアマネ資格者を名乗れる

当然ですが、ケアマネ資格を所有していればケアマネ資格者を名乗れます。

資格の有無でマウンティングをしたりポジショントークができるという意味ではなく、

  • ケアマネ業務にも従事できる人材
  • ケアマネ試験に合格して最低限の知識がある人材

という「1つの証になる」ということです。

もちろん、ケアマネ資格を取らなくても介護職員として介護保険制度を勉強したり知識をつけていくことも可能ですが、なかなか時間が作れなかったり何をどこから始めればいいのかわからないことが往々にしてあり得ます。

そんな時に、

  • ケアマネ試験受験が勉強の時間を作るキッカケや自分を奮い立たせる覚悟になる
  • ケアマネ試験の勉強をすれば順序立てて一通りの勉強が可能

というメリットがあります。

受験申込をした以上、誰でも「合格したい」という気持ちになるはずです。

そして、試験に合格することで最低でも「ケアマネ試験に合格するだけの知識がある」という証明になるのです(もちろん、復習をしたり情報のアップデートは必要ですが)。

【介護支援専門員】ケアマネ試験におすすめの問題集と勉強法「詳しい解説付きの教材」

 

メリット③:いつでもケアマネ業務ができる

今すぐケアマネ業務をするつもりがなかったり、「介護福祉士として介護現場で夜勤をしながら働いている方が給料が良いのでケアマネ資格にメリットを感じない」という人であっても、いつ何時なにが起こるかは誰にもわかりません。

急に腰痛が悪化して現場業務ができなくなることもあり得ますし、家庭の事情などの生活環境の変化や加齢とともに夜勤をすることが困難になる可能性もゼロではありません。

もしもそうなってしまった場合、介護職員として働き続けることができなくなり、最悪の場合は職を失ってしまいます。

そんな時でも、ケアマネ資格を持っていればいつでもケアマネ業務にシフトしていくことができます。

もちろん、会社の都合もありますから「自分がケアマネをしたいから明日からケアマネになります」ということは難しいかもしれませんが、少なくとも「ケアマネ業務をするための資格は持っている」のです。

資格を持っていなければその選択肢さえもないのですから、「将来の保険として心の平穏と安定を保つことができる」という価値とメリットは十分あります。

何らかの理由で介護職員を続けられなくなってからケアマネ資格を取得しようとしても、歳を取ってからでは頭が固くなってしまいなかなか憶えられなかったり、合格して資格者証を手にするまでの期間(時間)に苦しめられる可能性も無きにしもあらずです。

そう考えると、今すぐにケアマネ業務をしない場合でも、取れる時にケアマネ資格を取っておくことは「自分の可能性を拡げる転ばぬ先の杖」と言えるのではないでしょうか。

介護職員として何歳まで働き続けることができるのか

 

 

 

最後に

 

今回は、今すぐにケアマネ業務をするつもりはないけどケアマネ資格を取得するメリットはあるのか?ということについて記事を書きました。

ケアマネ資格の将来性や費用対効果(コスパ)については賛否両論ありますが、取得した身としては常日頃からデメリットを感じることは殆どなくメリットの方が大きいように感じています。

ただ、5年更新という点では「5年に1回デメリットを感じるのかなぁ」と思っています。

将来性については未知数な部分も多いですし、資格をどう活かしていくかは自分次第な部分もありますが、ケアマネの処遇ももっと良くなっていって欲しいですね。

最悪の場合は、更新研修を受けずに「資格を失効させる」という方法もあります。

ケアマネ資格が失効中はケアマネの実務をすることはできませんが、登録された名簿の記録は残っていますので「54時間の再研修」を受講することで資格を復活させることができます(1日平均7時間の研修とした場合、7日~8日の研修修了で復活可能ですね)。

そう考えれば、ケアマネ試験に合格しておいて損はありませんし、全ては「取ってからの話」になるのではないでしょうか。

 

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