介護業界の異常性

介護の仕事に対するネガティブイメージが払拭できない3つの本当の理由

投稿日:2020年9月5日 更新日:

 

「介護職員の人材不足はネガティブイメージのせいだ」

「介護の仕事に対するネガティブなイメージを払拭できれば人材が集まるはずだ」

介護業界においては、上記のような方針というか捉え方をしていることが多々あるのですが、では何故人材不足の根源だと謳っているネガティブイメージを払拭できないのでしょうか。

業界では、ネガティブイメージが払拭できない理由を、

  • 世間の誤解や先入観
  • 介護従事者の愚痴や不平不満が原因
  • 介護の仕事は3Kという刷り込みがされている

というように結論づけていますが果たしてそうでしょうか。

そういう考え方自体が、ただの責任転嫁や臭い物に蓋をする状況になってしまっているために「それ自体が介護におけるネガティブな実態」と言っても過言ではありません(下記記事参照)。

未だに「ネガティブイメージが原因で介護職員が集まらない」と言い続ける絶望の思慮不足と人材不足

では、介護の仕事に対するネガティブイメージが払拭できない本当の理由は何なのでしょうか。

以下で詳しく解説していきたいと思います。

 

 

 

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介護の仕事に対するネガティブイメージが払拭できない3つの本当の理由

 

 

介護の仕事に対するネガティブなイメージが払拭できない本当の理由は何なのでしょうか。

本当の理由さえわかれば、それを解決すればネガティブイメージを払拭することが可能になります。

以下に3つご紹介しますので是非、参考にしてみて下さい。

 

理由①:責任転嫁と臭い物に蓋をする人達の存在

冒頭でも述べましたが、介護の仕事に対するネガティブイメージが払拭できない最大の理由は、「介護従事者やイメージを受け取る側の世間などのせいにしてしまっている人達の存在」です。

己の認識不足や努力不足を責任転嫁したり臭い物に蓋をしてしまっていること自体がネガティブそのものなのです。

そこには現場との温度差や埋められぬ溝が存在するのですから、そんな状況で介護の仕事に対するネガティブイメージを払拭できるはずはありません。

逆に言えば、そういう人達がもっと現場に寄り添ったり歩み寄ることができればネガティブイメージを払拭することも可能になってくるでしょう。

つまり、「介護人材が不足しているのは責任転嫁や臭い物に蓋をしている自分達のせいなのだ」という謙虚なイノベーションが必要なのです。

「介護職員はこうあるべき」と語る介護職員以外の人は温度差を埋める努力が必要

 

理由②:実際問題、現場にはネガティブが蔓延している

ネガティブイメージが問題なのではなくて、実際問題、介護現場にはネガティブな環境が蔓延しており、それらが何ら解決していない状況であればネガティブイメージは払拭できないことでしょう。

例えば、

  • ギスギスした人間関係
  • 指導という名のパワハラ
  • 月5回以上の夜勤をしても年収360万円以下
  • サボったり滅茶苦茶なことをする職員が野放し
  • 利用者からのハラスメントが野放し
  • サービス残業の横行

などの職場環境であれば「3K(きつい、汚い、危険)以前の問題」です。

「介護の仕事は3K」などということは既にわかっていることなのですから、実はそう大した問題ではないと思っています。

つまり、「3K以前の人間関係や低賃金や職場環境というネガティブの蔓延が解決できていなければイメージも払拭できないのは当たり前」なのです。

イメージではなく実際問題ネガティブな状況が存在しているのですから、まずはそれらを解決していくことが先決ではないでしょうか。

介護の仕事は「きつい、汚い、危険」の3K?まさかの11K?12K?その実態とは?

 

理由③:実は多くの人が実態を知っている

「介護のネガティブイメージは誤解だ、先入観だ、刷り込みだ」などと言ってはみても、実は多くの人がそれは誤解でも先入観でも刷り込みでもなく紛れもない真実だということを知ってしまっているのではないでしょうか。

全国には多くの介護事業所がありますが、ネガティブな感情を抱いている現役介護従事者や退職していった職員の人数(介護経験者)は膨大な数になることでしょう。

最低でもそれらの人達は介護現場のネガティブな実態を知っています。

加えて、それらの人達の

  • 配偶者
  • 子供
  • 兄弟姉妹
  • 親戚
  • 友人

などの周りの人達も介護の仕事のネガティブな情報を耳にすることでしょう。

もちろん、伝聞に過ぎませんのでネガティブな実態を知っているとは言い切れない部分もありますが、少なくとも「介護経験者からのリアルな体験談や口コミを知っている人達」であることには間違いありません。

全国で上記の人達の人数を合計するともの凄い数になるはずですから、ネガティブイメージの払拭は非常に困難だと言えます。

つまり、ここで問題となるのは「介護従事者にネガティブな感情を抱かせたまま働かせていたり、ネガティブな理由で多くの退職者を出してしまっている現状」なのです。

介護の仕事に対するネガティブイメージを払拭したければ、

  • 現役介護従事者にネガティブな感情を抱かせないようにする
  • ネガティブな感情を持って退職していく職員を減らす
  • ネガティブなリアル介護現場の実態を改善していく

ということが非常に大切です。

しかしながら、「時すでに遅し」という感もありますので、苦肉の策として

  • まだ介護のことを知らない人をターゲットにした焼き畑農業
  • 介護現場の実態は変えないままイメージだけを良くしていこうとする詐欺師の手口

が行われているように見えて仕方がありません。

介護現場のネガティブな実態や介護人材の不足が危惧されていたのはここ数年ではなく、相当前から言われていた話です。

それを放置又は職員の自己犠牲に頼り続け、やりがい搾取をしてきた人達の責任は重いと言えます。

介護の仕事は「やりがいだらけ」の「やりがい搾取」それでは人材が集まらない理由

 

 

 

最後に

 

今回は、介護の仕事に対するネガティブイメージが払拭できない本当の理由を3つご紹介しました。

表面上のイメージだけを変えてもリアル現場の実態が変わらないことには全く意味がありませんし、益々ネガティブなものを生み出してしまう原因にもなりかねません。

それに気づいていないのか、又は、気づいているけど見て見ぬふりをしているのかはわかりませんが、今のままではネガティブイメージを払拭することは困難でしょう。

何事にも「原因があって結果がある」のですから、まずは原因に目を向けていくことが必要です。

この記事が「ネガティブイメージだけを払拭したい人達」のご参考になれば幸いです。

 

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