肩書きコンプレックスの介護職員がリーダーや主任の役職を持った時の特徴

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

元来、日本人は「肩書き」というものに弱い人種のようです。

その理由については割愛しますが、簡単に言うと「不安遺伝子」を日本人が持っている確率(割合)が高いことが関係しているようです。

ですから、日本人は「肩書きに弱い」「肩書きコンプレックス」と言われることがあります。

同じ内容のこと(又は全く正反対の内容)を言っていても、「いち介護職員の私のブログ記事」と「介護コンサルタント又は法人代表のブログ記事」では、後者の方が信憑性や説得力を強く感じてしまう人が多いとすれば、それは謂わば「肩書きコンプレックス」と言っても過言ではありません。

介護職員の中にもそういった一種のコンプレックスを持っている人もいるようで、内心「自分も誇れるような肩書きや役職者になりたい」という出世願望を持っている人もいるのではないでしょうか。

しかしながら、「出世」とか「昇格」という点においては、介護職員は相当不利です。

何故なら、そもそも「出世コースなど存在しない」「出世するとしてもせいぜい介護主任」という職種であるからです。

どちらかというと、介護職員として働いている以上、「出世したくない」「責任だけ押し付けられる名ばかりの役職」「部下である介護職員から無能呼ばわりされる悲しき中間管理職」という認識があります。

そんな中で、肩書きコンプレックスを持っている人には独特の特徴があると感じています。

今回は、肩書きコンプレックスの介護職員がリーダーや主任等の役職を持った時の特徴について記事を書きたいと思います。

介護業界にはあまり出世コースというものがありませんが、 介護リーダー 介護主任 フロアリーダー くらいの...

肩書きコンプレックスの介護リーダー(主任)の特徴

本来、介護業界において「役職はあまり持ちたくないもの」となっています。

介護職員の多くが出世願望がないのではなく「介護業界で役職を持ってもロクなことにならないから」です。

その最大の理由は「責任ばかり押し付けられる名ばかりの役職」だからです。

つまり、大した役職手当もつかない「お飾り」に過ぎないのに、責任だけは重く圧し掛かるため「割に合わない」ということになります。

ですから、「リーダーや主任が率先して退職していく」ということも往々にしてあり得るのが介護業界です。

そんな中、「肩書きコンプレックス」の介護職員は独特のオーラを放っていたりします。

今日も明日も介護現場は人員不足なわけですが、人員不足の起因となるのは 新しい人材が入ってこない(入職率) 今いる職員...

特徴①「嬉しくて仕方がない」

介護業界では数少ない役職ポストに就けたこと、選ばれたことがただ単純に嬉しくて仕方がないようです。

但し、介護リーダー(ユニットリーダー)であれば、ユニットの数だけ配置が必要になってきますので、正味の話、誰でもなれます。

しかし、肩書きコンプレックスの介護職員は、「他職員より頭一つ抜きんでた」という事実が嬉しくて仕方がありません。

自分が「認められた」という恍惚感と優越感と自己陶酔に酔いしれます。

周囲の温度差があることにさえ気づきません。

心の支えは「自分は選ばれた人間なんだ」という事実誤認のプライドだけです。

まぁ、「子供みたいなもの」です。

特徴②「急に偉ぶる」

一般介護職員より頭一つ抜きんでて、肩書きがついたのですから当然立場も変わってきます。

指導したり指示を出す役割になるために「公正中立」で「的確適切適正」なことを言う必要があります。

しかし、肩書きコンプレックスの介護職員は「自分が人間として偉くなった」「他の人間の上に立つ立場になった」という勘違いをしてしまい、急に偉そうな態度になったりします。

小さくて狭い「ムラ社会」で一体何を勘違いしているのでしょうか。

適切で正しいことを指示したり判断することは必要ですが、「偉ぶることは不必要」です。

そもそも、一夜で急に人間性が変わるはずもありません。

役職がついたからには、今までよりもしっかりと地に足をつけて弛まない努力をしていく必要があります。

そこを勘違いしてしまうと「嫌われる上司」になってしまうでしょう。

介護業界に限らず、上司という存在は部下から疎まれやすいものです。 しかし介護業界では「独特の世界観」を持っている上司が多いため...

特徴③「えらく固執する」

肩書きコンプレックスの介護職員は肩書きに非常に強い執着心とこだわりを持ち固執します。

聞いてもいないのに「私は主任(リーダー)です」などと言ってきます。

肩書きや役職があるようで無い介護職員にとって「介護リーダー」であるとか「介護主任」というのはひとつのステータスと勘違いしているのです。

確かに、キャリアパス要件が整備されてきたり、高額なユニットリーダー研修を修了することは介護業界においてステータスになりつつあります。

しかし、よくよく考えてみれば「資格商法」や「研修受講費搾取商法」に組み込まれてしまっているに過ぎません。

介護業界の方針がそういう状態なので成す術もありませんが、客観的に見れば「恥ずべき愚かな方針」です。

それを自慢げに誇示し必要以上に固執する姿はあまりにも滑稽だと言えます。

介護業界には民間資格も含め様々な資格や研修が存在します。 現在、介護職員が取得しておいた方が良い王道の資格と研修は ...
介護業界には、国家資格を筆頭に公的資格や民間資格や修了制の研修が多数存在しています。 「異常」とも言えるくらいの多さです。 ...

最後に

今回は、肩書きコンプレックスの介護職員がリーダーや主任などの役職を持った時の特徴について記事を書きました。

滅多にこういう人はいないのですが、ごく稀に存在を確認しています。

介護職員は数字や数値で業務成績が出る仕事ではないために、現状では特に判断基準もなく(あるとすれば上司の偏った主観)消去法などで決められているのが現状です。

そういった現実を踏まえると、肩書きコンプレックスの介護職員が尚更、空虚に見えてしまいます。

自分に対する「特別感」が欲しい気持ちもわからなくはないですが、まずは地に足をつけることから始める必要があるのではないでしょうか。

日本人は肩書きや権威に弱い人種と言われています。 ですから、過剰に自分や他人様の肩書きや実績を気にしたり、また、比較をしたりし...

私が一番おすすめしているエージェントの介護ワーカーさんでまずは仕事探しの登録だけでもされてみてはいかがでしょうか。もちろん、全て無料ですし、良い職場が見つかるはずです。

>>>3年連続楽天リサーチNo1の支持率【介護転職なら介護ワーカー】

最後まで読んで頂きありがとうございました!

ブログランキングに参加しています。

記事が「まぁ良かったんじゃない?」「また読みに来てあげてもいいよ」と思って頂けましたら是非、応援&シェアを宜しくお願いします^^

記事更新のモチベーションが上がります。

にほんブログ村 介護ブログ 介護職へ
にほんブログ村


介護職員ランキング

楽天ウェジェット
【広告】


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

かいご畑アフィリ



※広告
【働きながら無料で資格取得できる制度のご紹介】



★介護職員初任者研修
★介護職員実務者研修
★介護福祉士国家資格受験対策講座(短期集中講座)

などの講座を「働きながら」「無料」で受講することができるのが「キャリアアップ応援制度」です。

【こんな人におすすめ!】

★介護のお仕事が初めての方
★無資格で働きながら、資格取得をしたい方
★ブランクがあり、介護の仕事復帰を考えている方
★すでに介護職として就業していて転職したいと考えている方
★経験や資格があり、好条件で転職をしたい方
★30秒で登録してすぐに利用開始したい方

>>>働きながら無料で資格取得できる「かいご畑」はこちら



コメント

  1. かず より:

    返信ありがとうございます。
    ホントそう思います。
    周りに助けてもらって仕事できてる、
    感謝しなきゃと思って自分も仕事してます。
    昔はそれに気がつかず傲慢になって失敗したことありますので。

    • アバター画像 介護職員A より:

      >かずさん

      返信ありがとうございます^^

      感謝とか謙虚はとても大切ですね。
      やはり最終的には「自分を守るため」にどういうアクションを起こすか(又は起こさないか)ということが非常に重要だと感じています。

  2. かず より:

    あんないい人がリーダーや主任になったら人が代わったしまったなんて話をよく聞きます。立場が人を変えるのか、もともと人の上に立ちたいという野望の為ヒラの頃は猫をかぶっていい人を演じていたのか…。どっちにしろ現場の人間関係は崩壊しますね…。
    中にはヒラの時は口うるさかったけど主任になったら皆に気持ちよく働いてもらいたいから指導や注意するときもきちんと伝わるよう相手の気持ちを考えるようになった人もいますが…。

    • アバター画像 介護職員A より:

      >かずさん

      こんばんは~
      コメントありがとうございます^^

      やはり「実るほど頭を垂れる稲穂かな」ということわざは当たっているのでしょうね。
      早く実って欲しいものです。