介護業界の異常性

「周囲に評価をされないと仕事をしたことにならない」と言う上司の矛盾

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介護現場には様々な上司が沢山いて、全く何もしない・できない上司から独自の帝王学を語る上司まで幅広く存在しています。

どこかの書籍や誰かの受け売りかはわかりませんが、介護現場で部下に対して「周囲に評価をされないと仕事をしたことにはならない」というようなことを言う上司もいます。

確かに最近は「自己評価」「人事考課」を採り入れてキャリアパスを整備しようとしている事業所もありますが、「評価をされないと仕事をしたことにならない」と言い切ってしまうのは言い過ぎです。

その発言の裏には「事業所や上司に評価されるような働き方をしなさい」という意味が込められているのでしょうが、常に介護現場にいるわけではない上司や経営者に一体何がわかるというのでしょうか。

そして、そもそもその発言に大きな矛盾を感じます。

今回は、「周囲に評価をされないと仕事をしたことにならない」と言う上司の矛盾について記事を書きたいと思います。

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「周囲に評価をされないと仕事をしたことにならない」と言う上司の矛盾

 

 

「周囲に評価されないと仕事をしたことにならない」とは一体どういう意味なのでしょうか。

また、その発言には大きな矛盾点がありますので考察していきたいと思います。

 

矛盾①:評価と仕事は別

評価とは、価値や成果を判断する行為です。

つまり「評価をされる」ということは「仕事の価値や質を認められる」ということになります。

仕事とは、与えられた環境と業務範囲と定められた時間の中で、給料という対価と引き換えに労働力を提供することです。

つまり、「評価されることと仕事することは全く別の問題」なのです。

評価をされなくても仕事は仕事なので、ちゃんと仕事をしたのであればそれは仕事をしたことになるのです。

ですから、「評価をされないと仕事をしたことにならない」という発言が如何に空虚でつまらない戯言であるか理解ができるかと思います。

 

 

矛盾②:評価基準がない

「評価をされなければ~」と言いますが、その具体的な評価基準が無ければ評価なんてできるはずがありません。

具体的な評価基準もないのに、評価をされなければならないのだとすれば、その評価は「砂上の楼閣」です。

厚生労働省などが出している「介護職員のための人事考課制度」などを参考にしたり、事業所独自で評価基準を策定している場合もありますが、仮に評価基準があったとしても結局はその評価を下すのは介護現場や介護職員のことがよくわかっていない上司や事業所になります。

そういった場合、上司の判断基準としてあり得るのが「上司の好き嫌い」や「独断と偏見」です。

要は「人間の感情という不確定要素の大きい判断基準で評価されなければならない」ということになります。

こういった発言をする上司は「媚びを売れよ」「気に入られるような立ち振る舞いをしろよ」と言っているに過ぎません。

何故なら、本当に健全な職場環境であれば「周りに認められなければ仕事をしたことにはならない」という人に圧をかけるような発言が出るはずはないからです。

そんなことを考えている暇があったら「ちゃんと自分の仕事をして欲しい」ものです。

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矛盾③:自分は評価をされていると思っている

こういった発言をする上司は「自分は評価をされたから今の立場がある」という自己陶酔と自己満足の世界で生きています。

確かに、事業所に評価されたから今の立場があると言えましょう。

しかし、よく考えてみて下さい。

具体的な評価基準もないのに評価をされたのであれば、それはただの「消去法」です。

評価基準に基づかず、上の人間の好き嫌いや独断と偏見によって「たまたま選ばれただけ」若しくは「消去法で残っただけ」に過ぎません。

本当に評価されるくらいに有能であるならば、自分の立場の脆弱さや無価値さに気づいているはずです。

それに気づかない上司は自分の立場を利用し勘違いしたまま「評価をされなければ仕事をしたことにならない」などと、したり顔で言ってのけるのです。

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矛盾④:上司自身が周囲に評価されていない

「周囲」とは、経営陣などの上の人間も含めた同僚や部下を指します。

自分自身は経営陣などに評価されたと思い込んでいる(若しくは実際に評価された)のですが、「周囲に評価をされないと仕事をしたことにならない」と言ってしまう時点で、その発言に不快感を感じる部下には「上司として人間として良い評価」をされません。

つまり、部下に評価をされていない時点で、発言主である上司は仕事をしたことにはなっていません。

特大ブーメランが自分に突き刺さっているのです。

そして、突き刺さっていることにさえ気づいていない時点で「無能」です。

結論として、「周囲に評価をされないと仕事をしたことにはならない」という発言をする上司は自分の発言の矛盾に気づかない残念な人、という答えが導き出されます。

 

 

 

最後に

 

今回は、「周囲に評価をされないと仕事をしたことにはならない」と言う上司の矛盾について記事を書きました。

周囲に評価をされることは大切ですが、だからと言って「仕事をしたことにはならない」と言い切ってしまうのはあまりにも乱暴です。

そんなことを言うような上司は部下から評価をされることもないため、「仕事をしていることにはならない」と自分の働きぶりについてまで自己紹介してくれているという結果になります。

是非、早く周りに認められるような仕事をして欲しいものです。

 

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