介護現場での人間関係は常に介護職員の退職理由の上位に位置する重要な改善ポイントです。
過去記事で介護現場にありがちな人間関係について色々書いてきましたが、総まとめとして一緒に働きたくないと思ってしまう、「こんな介護職員は嫌だ!10選」をご紹介したいと思います。
上司も同僚介護職員も含めた人間関係になります。
「こんな介護リーダー(ユニットリーダー)は嫌だ!」という記事も書いていますので、下記記事をチェックしてみて下さい。
一緒に働きたくない…こんな介護職員は嫌だ!10選
それでは早速、一緒に働きたくないと思ってしまう、「こんな介護職員は嫌だ!10選」をご紹介していきます。
①勤続年数の長いダメ職員
どこの介護事業所でも勤続年数が長いのにうだつの上がらない介護職員がいるのではないでしょうか。
ミスや失敗をしまくるのに、決して省みず同じミスや失敗を繰り返します。
一緒に働いていると、気をつけないとこちらまでミスを誘発させられてしまう可能性があります。
何故なら、チームで働いているためお互いをカバーし合ったり引継ぎの中で情報を共有していく必要があるのですが、それらの一部又は全部が欠けてしまっている場合は、こちらが火の粉を被ってしまうことが往々にしてあるからです。
しかし、実はそういうダメな職員からも学ぶべきことがあったりもするのが興味深いところでもあります。
勤続年数だけ長いダメ職員の特徴については、下記記事をチェックしてみて下さい。
②恐怖の新人
新人であれば、右も左もわからない状態ですから、最初のうちは仕事ができなくても当たり前です。
かく言う私も無資格未経験で介護の仕事を始めたため、そういう状態でした。
ですから、新人に対しては長い目で見て、本人の習得度に合わせて教育をしたり育てていく必要があるのですが、中にはそうも言っていられないような恐怖の新人も存在したりします。
例えば、
- 一般常識がない
- 指導や注意に対して逆ギレする
などです。
いくら介護現場が人材不足だからと言って、一般常識や道徳心が欠如していたり、逆ギレすることに人生の全てを捧げているような人とは一緒に働きたいとは思いません。
恐怖の新人に関して、詳しくは下記記事をご参照下さい。
③サイコパス職員
色々な介護職員が存在しますが、中には「サイコパス職員」もいます。
もちろん、サイコパス研究家でも医師でも医療従事者でもありませんので、断定したり診断することはできませんが、「この人はサイコパスではないだろうか」と思ってしまう上司や同僚介護職員がいたりするのではないでしょうか。
例えば、行動や言動が明らかに冷徹で良心が欠如していたり、一切罪悪感を感じていない(ように見える)介護職員です。
一緒に働いていると言い知れぬ恐怖を感じてしまうこともあります。
サイコパス職員については、下記記事をチェックしてみて下さい。
④お局職員
どこの事業所にでも、お局さまと呼ばれている職員がいるのではないでしょうか。
多くの場合が「とにかく偉そう」です。
そのくせ、自分はあまり働かずに口だけ達者だったりします。
そんなお局職員とは一緒に働きたくないと思ってしまいますが、例えば、お局職員の退職や異動などでいなくなっても新たな第二、第三のお局職員が誕生しがちです。
お局職員の特徴と対処法については、下記記事にまとめていますのでチェックしてみて下さい。
⑤老害職員
お局職員に似て非なる存在が、老害職員です。
老害と言うくらいですから、年配の職員に多いのですが、年齢に関係なく若い人でも老害の特徴に該当する介護職員が存在します。
頭が固かったり、何度も同じ話をするような特徴があり、「もううんざり…」と感じてしまいます。
老害職員の特徴と対処法については、下記記事にまとめていますのでご参照下さい。
⑥キラキラ系介護士
理想主義の介護職員と現実主義の介護職員という2つの括りで見られてしまいがちですが、キラキラ系介護士は理想主義をけなしたり批判するアイテムや呼称として使われているのではありません。
理想主義や理想を掲げることが悪いのではなく、「理想を高く掲げておきながら、実際は利用者をスケープゴートにした自己陶酔の押しつけ論」であることを否定されているわけです。
何故なら、介護現場は利用者を中心としたチームで働いているために、チームの和を乱すような介護職員がいたら困ってしまうからです。
要は、「押しつけ論でチームの和を乱す存在がキラキラ系介護士」なのです。
キラキラ系介護士については、下記記事にまとめていますのでチェックしてみて下さい。
⑦裏の顔を持つ職員
介護職員の中には、裏表のある人もいます。
つまり、
- 人目の無い場所
- マンツーマン介護
- ワンオペ夜勤
などでは、普段とは違う豹変した対応をする介護職員のことです。
豹変した対応とは、限りなく虐待に近い、又は、完全に虐待になります。
周りの職員も気づいている場合もありますし、気づいていない場合もあります。
こういう裏の顔を持つ介護職員の対応が露見した時に「介護事件」として報道されたりします。
裏の顔を持つ介護職員については、下記記事をチェックしてみて下さい。
⑧サボる介護職員
介護職員の待遇や給料はあまり良くないことで知られています(全ての事業所がそうだとは言いませんが)。
ですから、割に合わないと感じたりモチベーションが保てなくなったり、愚痴を言いたくなってしまう気持ちはよくよく理解ができます。
しかし、だからと言って「いい加減に」「無責任に」「サボりながら」働けばいいと思っている介護職員とは一緒に働きたいとは思いません。
もちろん、必要以上に自己犠牲をして奉仕の精神論を声高に叫ぶのも不健全な状態ですが、サボる職員はもっと不健全です。
何故なら、サボった分だけ周りの職員に負担が掛かってしまっているからです。
人員不足で劣悪な職場環境である場合は、自分を守るような働き方をしていく必要がありますが、それは「周りや他者に迷惑を掛ける働き方とは全く別」なのです。
要は、与えられた環境の中で周りに迷惑を掛けない範囲で自分を守りながら、それなりの働きをしていくことが大切なのです。
一般常識があれば誰でも理解ができるでしょうが、このことが「理解できない」又は「理解しようとしない」ような介護職員とは一緒に働きたいとは思いません。
サボる介護職員については、下記記事をチェックしてみて下さい。
⑨えこひいき
えこひいきをする上司やえこひいきをされている職員がいた場合「嫌だな」と感じてしまいます。
何故なら、えこひいきをされていない立場の人にしてみれば「気分が悪いから」です。
えこひいきを無くしていけるのが一番良いのですが、介護業界に限らずどの業界でもあり得る話ではないでしょうか。
えこひいきについては、下記記事にまとめていますのでご参照下さい。
⑩介護現場を撹乱させるオバヘル
「オバヘル」とは、「おばさんヘルパー」の略ですが、全てのおばさん介護職員が該当するとは言いません。
一緒に働きたくないと感じてしまうのは、「介護現場を撹乱させるおばヘル」です。
人のプライベートやプライバシーにも土足で踏み込み、ある事ないこと吹聴するのが特徴です。
オバヘルの特徴と対処法については、下記記事にまとめていますのでチェックしてみて下さい。
最後に
今回は、総まとめとして一緒に働きたくないと思ってしまう、「こんな介護職員は嫌だ!10選」をご紹介しました。
あくまで個人的な所感ですが、介護現場の人間関係を良くしていくための改善ポイント(キーパーソン)の面々と言っても過言ではないでしょう。
人間関係で退職していく介護職員が後を絶たない介護事業所のチェックポイントとしてご参考になれば幸いです。
コメント
私のデイのカスタッフ達をみんなに紹介したいな~。こんなにすごいよって。ww
恐怖の新人トーダ。もうエヴァの使徒レベル。ATフィールド全開。スタッフ&利用者全員から総スカン。20か所以上でクビになってるみたいです。
「経験があります」でとりあえず採用され、一か月目は研修ってことで適当に過ごし、二か月目でだんだんその異常性が露見して利用者家族スタッフからクレームの嵐、三か月目でいよいよクビ・・の繰り返し。
そうそうエヴァは今〇tubeで無料公開中ですので見てみてください。トーダの感じが分かるかも。ww
サイコパスやお局、キラキラはいないかも。奴らはちょっとは仕事してますもんね。
よくいるのがサボり。もうとにかくサボる。少しでも楽をする。朝からずっと座ってる。利用者はほったらかし。何もしない。あんた昼めし食いに来ただけちゃう?みたいなスタッフ。怠け者。でも上司が来たら急に働きだす。ww
サボりが何人かいると、普通に働いてる人もだんだんマネしてサボるから。気がつくと全員がサボりになってる。
で利用者ほったらかしだから、当然利用者が減ってくる。だけど「利用者減って仕事楽になってラッキー」みたいな。多分会社がつぶれるまでサボってると思います。そんな奴がたくさんいたし、今もいる。www
私のデイではあと、「あんたどう考えても障害があるけど、障害の認定受けないで通常雇用だよね?」ってスタッフがたくさんいます。
日本語が不自由な奴。漢字どころかひらがなが書けない奴。毎日利用者に「僕不妊治療してるんです」って言ってクレームになってる奴。「利用者にイジメられるので帰ります」って管理者に泣いて訴えて家に帰った奴。レクでいきなり室内でシャボン玉ふき始めた奴。利用者の名前がどうしても覚えられない奴。認知症利用者に「動くな!トイレ行くな!」と怒鳴ってる奴。暴走して利用者に「あいつを止めろ~!!」と言われた奴。
すごいでしょ?
そりゃ、利用者減りまくり売り上げ下がりまくりになるよね~。
ま、利用者減って楽になったので、別にいっか。給料同じだし。
そうそう、ニュースになってたけど、ソンポケアって、危険手当が1日3000円らしいですよ。パートでも時給375円アップだって。いいな~。
>デイちゃんさん
こんばんは~
コメントありがとうございます^^
そうなんですね~
また無料公開されているのをチェックしてみますね。
危険手当の金額が妥当かはさて置き、無いよりはあった方が良いのは間違いありませんね。
本当、早く収束して欲しいものです。